大谷翔平、特大5号で通算230号!中越え123メートル弾に本拠地騒然 年間45本ペースに突入

2025.4.15

©︎Los Angeles Dodgers,

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、地元ファンの期待に応える豪快な一発を放った。本拠地ドジャースタジアムで行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第2打席でセンター越えの5号ソロホームランを放った。6試合ぶりの一発は、メジャー通算230号。年間45本塁打ペースというハイペースでの量産体制に、スタジアムは騒然とした空気に包まれた。

 

▪️“打った瞬間”確信の豪快弾 打球速度180キロ、飛距離123メートル

大谷のバットが火を吹いたのは、3回表の先頭打席。2点リードの場面で迎えた第2打席、相手先発アントニオ・センザテーラのフォーシーム(約158キロ)を捉え、バックスクリーン直撃の特大弾を叩き込んだ。打球速度は112マイル(約180.2キロ)、飛距離は408フィート(約123.4メートル)、角度30度の完璧な一撃だった。

バットに当たった瞬間から確信歩きを見せ、三塁手前ではお馴染みの“デコルテポーズ”も披露。ファンの歓声がスタジアムにこだました。

 

▪️打撃不振からの復調アーチ 打率低下も力強く反発

直近のカブス3連戦では、12打数1安打と打撃不振が続いていた大谷。13日(同14日)の試合では5打数無安打に終わり、打率も.273にまで下降していた。しかし、ロッキーズとの今季初戦で待望の一発。苦しい流れを断ち切る復調の兆しに、ファンのみならずチーム全体も勢いを取り戻した形だ。

 

▪️今年は“キング超え”も視野に? 昨季を上回るペースで本塁打量産中

昨シーズン、大谷は自己最多の54本塁打を記録し、2度目の本塁打王に輝いた。昨年の3・4月は32試合で7本塁打だったが、今季はすでに5本塁打。今のペースでいけば年間45本以上が見込まれ、昨年を上回る数字も現実味を帯びてきている。

3月19日のカブス戦(東京ドーム)での今季第1号、続く3月27日(同28日)の本拠地開幕戦で第2号、そして4月3日のブレーブス戦では劇的なサヨナラ弾。さらに、ホワイトハウスでのトランプ前大統領との面会直後、敵地ナショナルズ戦で4号2ランも放っていた。

今後、どこまで本塁打数を伸ばしていくのか。

2024年の大谷翔平は、すでに“伝説”を更新し続けている