NewJeansファン3万人が嘆願書を提出、ADORとの契約解除を支持
NewJeansファン3万人が嘆願書を提出、ADORとの契約解除を支持
【©︎NJZ】
K-POP界で注目を集めるNewJeansのファン約3万人が、
所属事務所ADORとの契約解除を支持する嘆願書を裁判所に提出した。
▪️ファンコミュニティが嘆願書を提出
NewJeansのファンコミュニティ「チームBunnies」は3月12日、
ソウル中央地方法院に嘆願書を提出したと発表した。この嘆願書には、NewJeansのメンバーであるミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人に対するADORの専属契約継続をめぐる訴訟に関連し、メンバーの契約解除を支持する意見が盛り込まれている。
▪️嘆願書の目的
チームBunniesは2月24日に公式アカウントを通じて嘆願書の準備を発表。
その目的について「HYBEとADORが
『NJZ』(NewJeansの改名後の名称)を妨害している
状況を裁判所に正確に伝えること」と説明した。
嘆願書では、ファンたちがメンバーの
ADOR専属契約解除を支持する理由についても詳述。
「HYBEとバン・シヒョク議長が意図的にメンバーを差別し、
敵対的な環境が続いている」と主張した。
▪️未成年メンバーへの影響も懸念
さらに、ファンたちはメンバーの年齢が若いことにも言及。ミンジ(20歳)、ハニ(20歳)、ダニエル(19歳)、ヘリン(18歳)、ヘイン(16歳)と、未成年者を含むメンバーたちが不適切な環境に縛られることの影響を懸念。「彼女たちの夢と人生を台無しにするような状況は過酷だ」と訴えた。
▪️法廷で続く対立
NewJeansのメンバーたちは2023年末からADORと法的紛争を続けている。2023年11月27日には緊急記者会見を開き、ADORが契約違反事項を是正しなかったことを理由に、契約解除を宣言した。これに対し、ADOR側は契約が有効であることを主張し、12月3日に専属契約の有効性を確認する訴訟を提起した。
さらに、ADORはメンバーが独自に活動を行うことを防ぐため、企画会社の地位保全および広告契約の締結を禁止する仮処分を申し立てた。3月7日にはこの仮処分に関する初審が行われ、依然として両者の対立は続いている。
裁判所は3月14日まで追加資料を受け付けた後、
審理を終え、判決を下す予定だ。