河村勇輝選手が24得点! 八村塁選手 欠場でも韓国に連勝 千両役者が輝くほど際立つ日本代表の進化
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バスケットボール男子日本代表が、韓国との国際強化試合で連勝を飾った。
16日、東京・有明アリーナで行われた第2戦で、日本は韓国を95-66で下した。15日の第1戦でも88-68で勝利しており、2試合続けて20点差以上をつける快勝。27日に始まる2027年ワールドカップ(W杯)アジア地区2次予選に向け、大きな弾みをつけた。
この試合でひときわ輝いたのが、河村勇輝選手だった。
河村選手は両チーム最多となる24得点を記録。
前日の第1戦で22得点を挙げた八村塁選手を上回る数字で、
2日間にわたって日本代表の「千両役者」が主役を務める形となった。
15日の第1戦では、八村選手が2年ぶりの代表戦でいきなり22得点。
第1クオーターから3ポイントシュートを含む9得点を奪い、日本の11-0という好スタートを演出した。八村選手がコートに立つだけで相手守備に大きな警戒を強いることができ、日本の攻撃にスペースが生まれる。その存在感は、得点数以上の価値を持っている。
そして16日は、その八村選手がコンディション調整のため欠場。
それでも日本代表の攻撃力は落ちなかった。
河村選手が先発としてコートを駆け回り、速攻やドライブ、外角シュートなど多彩な攻撃で韓国を攻略。日本は第1クオーターを26-16と10点リードで終えると、前半を48-32として主導権を握った。その後も流れを渡さず、最終的には29点差の95-66で勝利した。
ここで注目したいのは、単に「河村選手が24得点した」という事実だけではない。
前日は八村選手が22得点。
翌日は河村選手が24得点。
日本代表は、NBAでプレーする2人の千両役者が、それぞれ異なる形でチームを引っ張る姿を示した。
これは今後の日本代表を考えるうえで、非常に大きな意味を持つ。
八村選手が得点を重ねれば、相手守備はその対応を迫られる。そこから河村選手のドライブやパスが生き、外角のシューターにもスペースが生まれる。
一方で、河村選手がボールを持って攻撃を仕掛ければ、
相手守備が収縮し、周囲の選手がフリーになる。
つまり、日本代表にとって「千両役者の得点」は、個人の得点にとどまらない。
主役が輝けば、チーム全体が輝く。
そこが現在の日本代表の大きな魅力だ。
実際、16日の試合では河村選手だけでなく、
佐々木隆成選手らも外角から得点を重ね、日本は後半も攻撃の勢いを維持した。
八村選手、富永啓生選手、西田優大選手らが欠場する状況でも、
チームとして95得点を挙げたことは、攻撃の層が広がっていることを感じさせる。
そして、この2連戦で特に印象的だったのが、八村選手と河村選手の存在だ。
NBAという世界最高峰の舞台でプレーする2人が日本代表に加わることで、チームの攻撃には明確な軸が生まれる。
15日は八村選手が22得点。
16日は河村選手が24得点。
2人がそれぞれ主役となりながら、チーム全体を押し上げた。
さらに15日の試合後には、馬場雄大選手も八村選手と河村選手について、それぞれの強みを生かせたことへの手応えを語っている。合流から間もない段階でありながら、今後さらに連係を高められるという期待感も広がっている。
日本代表にとって、これは非常に明るい材料だ。
スター選手が得点を独占するのではなく、スターが相手の守備を引きつけることで、ほかの選手にもチャンスが生まれる。
八村選手がいるときは八村選手を中心に。
河村選手が攻撃を仕掛けるときは河村選手を中心に。
そして、その周囲にいる選手たちが自分の役割を果たす。
この形が成熟していけば、日本代表はこれまで以上に相手にとって守りにくいチームになっていく。
今回の韓国との2連戦は、その可能性を強く感じさせるものだった。
27日には敵地でサウジアラビア、31日にはトヨタアリーナ東京でカタールと、W杯アジア地区2次予選を戦う。
強化試合で得た勢いを公式戦につなげられるか。
八村選手という大きな存在に加え、河村選手というもう一人の千両役者が躍動する日本代表。
主役が得点を稼ぐほど、チーム全体の強さが際立つ。
韓国との2連勝は、日本代表が新たなステージへ進むための確かな手応えを示す2試合となった。

