『ワイドナショー』3月で番組終了!!
フジテレビ系『ワイドナショー』(日曜午前10時)は、
1月12日の放送で、3月末をもって
番組が終了することを正式に発表。
『ワイドナショー』は、東野幸治が主軸MCを務め、
豪華な有名人をコメンテーターとして迎え、
芸能ニュースから時事問題まで幅広いテーマを
徹底討論する番組として人気を博してきた。
普段ワイドショーで取り上げられることはあっても、
コメンテーターとして出演することの少ない有名人たちが、
独特の感性で持論を展開。
しかし、昨年、冠MCであった松本人志の降板に加え、
主要コメンテーターであった元SMAP・中居正広の性的加害問題など
相次ぐトラブルが発生。
番組全体の勢いが低下している印象は否め無かった。
この日、番組の最後にはナレーションで次のように報告されました。
「11年にわたり放送してきた『ワイドナショー』が、
3月いっぱいをもちまして終了することになりました。
残り3か月、楽しい放送を続けていきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。」
放送冒頭では、
中居正広の性的加害問題が取り上げられた。
出演するコメンテーターたちは、
一字一句慎重な言葉を選びながら発言。
番組に出演した歌手で俳優の武田鉄矢は、
この騒動について強い口調で言及。
また、フリーアナウンサーの神田愛花は、
中居から被害を受けたとされる女性の
精神状態について心配する気持ちを明かした。
番組内では、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が中居の「謝罪声明」に触れた後、
神田が次のように発言。
「当事者同士が解決したことを、私たちがこれほど言うことで、被害に遭ったとされる女性が再び注目され、苦しめてしまっていないか心配です。」
一方、武田鉄矢は、個人的な思いを述べる形で発言。
「私たちがテレビに出て仕事ができるというのは、
単に自分たちのやる気だけでは成り立たないものです。」
その上で、「個人的な思いですが」と前置きし、
カメラ目線で力を込めて次のように語りました。
「私たちがテレビに出る上で、最も避けなければならないのは、
人を傷つけることです。これが芸能という分野で、
エンターテインメントに携わる人間の絶対的な使命です。
我々は誰かを喜ばせたい一心で、この現場に立っています。
その思いを大切にし続けたいと感じています。」
武田の発言は、
中居の問題がエンターテインメント界全体に
大きな影響を与えていることを踏まえた、
正直な心情の吐露であったといえる。