BLACKPINKのロゼ、韓国音楽著作権協会から脱退— 米国で著作権管理を一括対応へ
2025.2.20
BLACKPINKのロゼ、韓国音楽著作権協会から脱退 – 米国で著作権管理を一括対応へ
【©️BLACKPINK ROSÉ/ from official Instagram 2025.1.29】
K-POPのトップアイドルグループBLACKPINKのメンバーで、ソロアーティストとしても活動しているロゼが、韓国音楽著作権協会(KOMCA)から脱退し、米国の著作権管理機関であるアメリカ作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)と提携することが明らかになった。
ロゼは、昨年10月31日にKOMCAに対して信託契約の解約を申し込み、その後、約3か月の猶予期間を経て、今年1月31日をもって正式に契約を終了した。
KOMCAは、韓国国内における音楽著作権管理を担う主要な団体であり、国内外のアーティストや作曲家が信託契約を結んでいる。現在、同団体にはおよそ5万人以上の音楽家が登録している。
一方、ロゼは海外での活動が多く、これまで以上に国際的な著作権管理を効率的に行うために、アメリカの著作権管理団体であるASCAPとの提携を選んだと考えられる。
ASCAPは、全世界における著作権管理を手掛け、現在95万人以上の会員を有する巨大な団体。また、ロゼはアメリカの音楽レーベル、アトランティック・レコードと提携しており、これにより著作権管理が一括で行われることになる。
この決定は、ロゼが今後ますますグローバルに活動する中で、
著作権管理の効率化を図るための重要なステップであると言えるだろう。
【文:高須基一朗】