ネイマール不在でも揺るがぬブラジル代表の層の厚さ、W杯南米予選に強力布陣
2025.8.26
【©️Santos FC】
サッカーのブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督は25日、
2026年ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むメンバー23人を発表。
FWネイマールは負傷のため選外となったが、
ブラジル代表チームの戦力への影響は限定的とみられる。
アンチェロッティ監督は「ネイマールの実力は誰もが知っている。代表に復帰する際には最高の状態で戻ってきてほしい」とコメント。
33歳のベテランに対する配慮を示しつつも、
今回の選外はチーム戦略上の大きな懸念ではないことを強調した。
実際、ブラジル代表はネイマールの不在にも動じない強力な選手層を有している。
国内外のトップリーグで活躍する若手とベテランがバランスよく揃い、各ポジションで複数の即戦力が控える構図だ。
近年の試合でも、スター選手の離脱があってもチームパフォーマンスにほとんど影響が無く、国際試合では白星が続いていることが示されている。
ネイマールはサウジアラビアから古巣サントスに復帰後、
19試合で6得点を記録し、かつての輝きを垣間見せている。
しかしブラジル代表は既に来週のチリ戦、ボリビア戦を控え、W杯出場権を確保済み。
個のスターに頼らず、幅広い戦力で勝利を積み重ねられる点が、同国サッカーの最大の強みとなっている。