【RIZIN】元UFCファイター・ホセ・トーレスが1か月で18キロ減量し計量クリア「100%辛くて苦しかった」

2025.7.26

【from Jose Torres official Instagram】

格闘技イベント『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(7月27日、さいたまスーパーアリーナ・スタジアムバージョン)の前日公開計量が26日、都内で実施された。フライ級トーナメント1回戦で扇久保博正(38=THE BLACKBELT JAPAN)と激突するホセ・トーレス(32=米国)が、57.0kgでの計量に見事成功。約1か月で18kg以上の減量を成し遂げ、格闘技ファンの間で称賛の声が広がっている。

トーレスはUFCでの実績を持つ実力派。2018年にはデビュー戦でKO勝利を収めるなど、北米を中心にキャリアを築いてきた。今大会のトーナメントには当初ノミネートされていなかったが、ファンからの強い支持を受け、大会開催の約1か月前に急遽出場が決定した。

試合が正式に決まった時点で、彼の体重は約75kg。そこからフライ級リミットの57kgまで落とす必要があり、その過酷さは想像を絶するものだった。前日会見では「短期間での調整は本当に大変だった」と苦悩を吐露。

それでも、トーレスは自身のX(旧Twitter)に「1か月で75kgから57kgになった。100%辛くて苦しかったが、この素晴らしい機会を逃すわけにはいかなかった」と投稿し、執念の減量を報告した。

この投稿には「さすがトッププロ」「心から尊敬する」「最大級のリスペクト」といった称賛の声が多数寄せられ、短期間での決断と努力に対するリスペクトが集まっている。

対戦相手であるベテラン・扇久保も順調に計量をパス。両者は計量後のフェイスオフでガッチリと握手を交わし、明日の激闘に向けて互いの健闘を誓い合った。

試合はトーナメント1回戦屈指の注目カード。急遽の参戦ながら万全の準備を整えたトーレスが、日本の技巧派・扇久保にどう立ち向かうのか。