今永昇太投手が今季最短KO 自己最多12被安打、7失点で4敗目 カブスは地区首位浮上ならず
2025.7.26
©️Chicago Cubs,
シカゴ・カブスの今永昇太投手が25日(日本時間26日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板。4回途中までに自己ワーストとなる12安打を浴び、7失点(自責6)で今季4敗目を喫した。1試合3被本塁打も自己タイ記録で、メジャーでのワーストとなる内容となった。
初回、今永は先頭打者のニマーに2球目を完璧に捉えられ左翼スタンドへのソロ本塁打を許すと、そこから立て直しきれず、3連打で1死満塁のピンチを招く。続くソーサに中前2点適時打を浴び、いきなり3失点の苦しい立ち上がりとなった。
二回にもモンゴメリーにソロを浴び、さらに連打とタイムリーで2点を失い、この回だけで球数は50球を超える展開。三回は味方外野陣の連携ミスも絡んで二塁打を許すが、追加点は阻止。しかし四回、先頭のスレーターにバックスクリーン直撃のソロを打たれると、続く打者にも二塁打を浴びて降板となった。
今永の最終成績は3回0/3、被安打12、被本塁打3、失点7(自責6)、奪三振3。特に制球が乱れ、ストライクゾーン高めに浮いたボールを次々と捉えられる場面が目立った。12被安打は2023年のメッツ戦以来の自己最多。
試合はその後もカブス救援陣が失点を重ね、最終スコアは12-3。カブスはナ・リーグ中地区の首位争いで、同日に試合のあったブルワーズに並ぶチャンスを逃す形となった。
今永は6月末に故障から戦列復帰後、3試合連続でクオリティスタートを記録するなど安定した投球を続けていたが、今回は試練のマウンドとなった。次回登板での修正と立て直しに期待がかかる。