山本由伸投手、オールスター初選出翌日に苦杯 初回に5失点で今季最短降板
2025.7.8
【©️Los Angeles Dodgers,】
ドジャースの山本由伸投手(26)が、現地時間7月7日に敵地ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に先発登板し、初回途中でマウンドを降りる苦しい内容となった。投球回はわずか2/3、被安打4、与四球2、自責3で5失点。
試合開始から41球を要し、日米通じて自己最短の降板となった。
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前日には、7月16日(日本時間)にアトランタで開催されるオールスターゲームへの初選出が発表されたばかり。期待が高まる中での登板だったが、内容は本来の投球とは程遠いものとなった。
初回、先頭のフリリックに右翼線を破る二塁打を許すと、コントレラスに四球を与え、1死を取った後も走者を背負う展開。2死二・三塁から、今季途中にホワイトソックスから移籍してきたボーンにスライダーを捉えられ、左中間への3ランを浴びた。その後も、ベッツの失策やポテンヒットが絡み、計5点を失って降板となった。
昨季メジャーデビューを果たした山本だが、1年目の初登板となった2024年3月のパドレス戦(韓国)でも1回5失点を喫しており、この日はそれ以来の短い登板に。NPB時代を含めても、自己最短の2/3回降板はキャリアで初めてとなる。
ブルワーズとは、これが公式戦では初対戦。今春のオープン戦でも対戦しており、その際も2本塁打を含む3失点を喫していた。
今季はここまで17試合に登板し、8勝6敗、防御率2.51とリーグでも上位の成績を残してきた山本。ロバーツ監督は試合前、オールスターでの登板について「たぶんないと思う」と話しており、次回登板は11日(日本時間12日)からのジャイアンツ戦3連戦のいずれかになる見込みだ。