大谷翔平選手、31歳の誕生日登板は白星なら 2回無失点の好投虚しくチームは逆転負けで連敗

2025.7.6

【©️Los Angeles Dodgers,】

ロサンゼルス・ドジャースは本拠地で行われたアストロズ戦に4-6で敗れ、

約1か月ぶりとなる連敗を喫した。

この日は二刀流・大谷翔平が「1番・投手兼指名打者」で先発。復帰後初、そして日米通じてキャリア初となる誕生日登板でマウンドに上がった。

 

大谷は2回を投げて31球、被安打1、無失点、3奪三振と安定した立ち上がりを見せた。初回は先頭打者に安打を許すも、続く打者を併殺に仕留め、最速162.4キロを記録するなど球威も十分。2回には三者連続三振を奪い、完全に試合の流れを引き寄せたかに思われた。

しかし、3回からマウンドに上がった2番手ロブレスキが誤算だった。アストロズ打線に捕まり、わずか1イニングで4失点。チームはその後も追加点を許し、主導権を握り返すことはできなかった。

打者としての大谷はこの日、4打数1安打1四球。

序盤は凡退が続いたが、9回の最終打席で、今季24試合連続セーブを続けていたクローザー・ヘイダーのスライダーを捉え、14打席ぶりとなる安打を右前に放った。

誕生日を自らの快投と安打で彩ったものの、

試合結果としては悔しさの残る一日となった。