ドジャース、今季ワースト18失点で大敗 大谷翔平は2戦連続無安打 連勝は4でストップ

2025.7.5

【©️Los Angeles Dodgers,】

ロサンゼルス・ドジャースは本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦で、今季最多となる18失点を喫し、1対18で大敗。連勝は4で止まった。

 

ドジャースの大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打。2試合連続で快音は響かず、状態がやや下降気味となっている。明日5日(現地時間)には、自身の31歳の誕生日を迎えるとともに、今季4度目の先発登板が予定されている。

試合は立ち上がりから苦しい展開となった。先発を任されたB.カスパリウス投手は、初球からI.パレイデスにソロ本塁打を許すなど、初回に2点を失う不安定な立ち上がり。その後もアストロズ打線の勢いは衰えず、3回にはJ.アルトゥーベ、C.ウォーカーに2ランを浴び、早々に6失点を喫した。

反撃は2回、W.スミスのソロ本塁打で1点を返したが、反撃はそこまで。後続はアストロズ先発L.マッカラーズJrの前に抑え込まれ、大谷も第2打席は痛烈な当たりながらも遊撃へのライナー、第3打席は空振り三振と快音が出なかった。

試合が大きく動いたのは6回。3番手N.デービスが無死満塁のピンチを招くと、V.カラティニに右中間への満塁弾を浴びるなど、この回だけで10失点。試合の大勢が決した。

大谷は7回に迎えた第4打席でも二ゴロに倒れ、この日もヒットは出ず。チームは9回に内野手のM.ロハスが登板するなど総力戦となったが、最後まで流れを引き戻すことはできなかった。

大谷はここまで打率.284、30本塁打、OPS.981と好成績を残しているが、2試合連続無安打となるのは6月中旬以来。明日のマウンド登板では、バットでも投球でも存在感を示し、チームの立て直しを図りたいところだ。