ボクシングWBA世界タイトルマッチでマルティネスが井岡を下し初防衛成功
2025.5.12
【from Fernando Martínez official Instagram】
5月11日、東京・大田区総合体育館で行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が挑戦者・井岡一翔(志成)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。
マルティネスはこれで18戦全勝(9KO)、無敗をキープ。一方の井岡は通算成績を31勝(16KO)4敗1分けとした。
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試合は序盤からマルティネスが積極的に手数を出し主導権を握った。10回には井岡の左フックでダウンを喫する場面もあったが、判定は114-113、115-112、117-110とジャッジ全員がマルティネスを支持。最大で7ポイントの差がつく結果となった。
試合後、マルティネスは「全てをリングに出し尽くした。井岡選手も素晴らしかった。本物の戦いを見せられたと思う」とコメント。アルゼンチンでは英雄的存在で、地元・ボカ地区では壁画の除幕式が行われるなど、国民的な人気を誇る。リング上では喜びを爆発させた。