井岡一翔選手が年末大みそかに再起戦 現役続行を正式表明「ラストチャンス」の覚悟で日本男子初の5階級制覇を目指す
世界4階級制覇を成し遂げた井岡一翔選手(志成)が10月22日、東京都内で会見を開き、現役続行を正式に表明した。次戦は12月31日の大みそかに決定。対戦相手は未定ながら、日本男子初となる世界5階級制覇を目標に、再起戦へ向けて準備を進めている。
井岡選手にとって、今回の再起は単なる復帰戦ではない。
自身が「ラストチャンス」と位置づける挑戦であり、
これまで積み重ねてきたキャリアの集大成を見据えた戦いとなりそうだ。
▪️井上拓真戦で判定負け 右眼窩底骨折から順調に回復
井岡選手は今年5月、WBC世界バンタム級王者の井上拓真選手(大橋)と対戦。判定で敗れた一戦で右眼窩底を骨折し、手術を受けた。
その後の回復は順調に進み、会見では「見え方も以前と変わらない」と説明。8月にはジムワークを再開し、今週からスパーリングも始めたという。
負傷によるブランクを経て、実戦を想定した練習へと段階を進めている井岡選手。大みそかのリングを目指し、調整を本格化させている。
▪️「ラストチャンス」と位置づける5階級制覇への挑戦
現役続行については、井上選手との試合を終えた直後から考えていたという。
「続ける選択肢があることに感謝したい」
そう語り、再びリングに立てる環境への思いを明かした。
目標に掲げるのは、日本男子初の世界5階級制覇。一度は届かなかった記録に向け、今回の再起を「ラストチャンスと思う」と表現した。
さらに、「諦めずに戦い続けた人間が、最後に勝つところを見せたい」とも語った。自身の目標達成だけでなく、ジムの後輩たちに最後まで挑戦する姿を示したいという思いもにじませている。
▪️バンタム級で再出発 大みそかの対戦相手に注目
次戦の階級については「階級はバンタム。このままでは終わりたくない」と明言した。
井岡選手はこれまで世界4階級制覇を達成し、日本ボクシング界を代表する実績を築いてきた。37歳で迎える今回の再起戦は、世界5階級制覇という新たな記録への挑戦とともに、今後のキャリアを占う一戦となる。
対戦相手は現時点で発表されていない。
大みそかのリングで誰と拳を交えるか。

