Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』12月3日配信決定 永野芽郁×木戸大聖が描く「男女の価値観」のズレ
Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』の配信開始日が12月3日に決定した。主演を務める永野芽郁さんに加え、木戸大聖さんの出演も発表され、物語の全貌がさらに見えてきた。
本作は、韓国で刊行され大きな反響を呼んだミン・ジヒョンによる同名小説を実写化したロマンスコメディ。恋人同士だった男女が、7年ぶりの再会をきっかけに、それぞれが抱える価値観の違いと向き合っていく。
タイトルから強い印象を受ける一方、描かれるのは単純な男女対立ではない。「自分にとって当たり前だと思っていたことは、本当に相手にとっても当たり前なのか」という問いを、恋愛という身近な関係性を通して掘り下げていく作品だ。
▪️永野芽郁さんが“フェミニストになった彼女”に
主人公の“彼女”を演じるのは永野芽郁さん。
これまでNetflixシリーズ『御手洗家、炎上する』や映画『はたらく細胞』『かくかくしかじか』など、幅広い作品で存在感を示してきた永野さんが、本作ではフェミニストとなった女性を演じる。
役作りの一環としてロングヘアをカットし、これまでとは異なるビジュアルで作品に臨んだことも注目されている。
監督・脚本を務めるのは、『お嬢と番犬くん』『恋は光』『殺さない彼と死なない彼女』など、恋愛を軸にした作品を手がけてきた小林啓一監督。
恋愛感情だけでは乗り越えられない価値観の違いを、どのような温度感で映像化するのかも見どころになりそうだ。
▪️木戸大聖が演じるのは「自称・優しい彼氏」
今回新たに出演が明らかになった木戸大聖さんが演じるのは、メーカー勤務の会社員・木村春樹。
大学生時代に“彼女”と交際していたものの、別れを告げられて以来、彼女に会いたいという思いを抱き続けている青年だ。
春樹自身は、自分のことを「優しい彼氏」だと考えている。
ところが、別れてから7年後、仕事帰りに偶然彼女と再会したことで、その認識が大きく揺らいでいく。
かつて春樹が知っていたのは、「僕を癒してくれた、健気でかわいい彼女」。
しかし、再会した彼女は、かつてとはまったく違う価値観を持つ女性になっていた。
彼女がフェミニストになったことに戸惑いながらも、春樹は再び関係を築こうとする。
その過程で、春樹が「優しさ」だと思っていたものが、果たして相手にとっても優しさだったのかという問題が浮かび上がってくる。
木戸さんは出演決定について、「素直に嬉しかった」とコメント。
原作を読んだ際には、タイトルから受ける印象とは異なり、男女における価値観の違いが描かれている点に面白さを感じたという。
さらに、「何より自分にも通ずる話だなと深く考えさせられました」と振り返っている。
本作は春樹の視点を軸に物語が進んでいくことから、木戸さんは彼の葛藤や変化を丁寧に掘り下げながら演じたいと語った。
恋愛作品でありながら、単純に「どちらが正しいのか」を決める物語ではないところが、本作の特徴ともいえる。
永野さんとの共演について、木戸さんは以前から「お芝居でぜひ共演してみたい」と思っていた俳優だったと明かした。
春樹と彼女のやりとりが物語の大きな核となるだけに、永野さんとの共演には大きな安心感があったという。
2人の関係性は、7年前の大学生時代と現在で大きく変化している。
今回公開されたスチールでも、その対比が描かれている。
1枚には、「GOOD GIRLS GO TO HEAVEN, BAD GIRLS GO TO EVERYWHERE」というメッセージがデザインされたTシャツを着た現代の春樹。
もう1枚には、7年前の大学時代、教室で見つめ合う春樹と彼女の姿が収められている。
幸せだった過去と、価値観が大きく変化した現在。
この2つの時間軸が、物語の重要なポイントになる。
▪️「当たり前」を問い直すラブストーリー
木戸さんは本作について、男女それぞれの生き方や価値観の違いに焦点を当てた「新感覚のラブストーリー」と表現している。
自身も春樹を演じる中で、「自分にとって当たり前だったことって、本当に当たり前なのか」と考えさせられる場面が多かったという。
恋人やパートナーとの関係では、同じ出来事を経験していても、その受け止め方が完全に一致するとは限らない。
だからこそ、好きという感情だけでは埋められないズレが生まれる。
『僕の狂ったフェミ彼女』が描こうとしているのは、まさにそのズレを真正面から描くことなのだろう。
永野芽郁さんと木戸大聖さんが演じる7年ぶりの元恋人同士が、再会を通じて何を知り、何を変えていくのか。
Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』は、12月3日より配信される。

