前田大然選手 プレミアデビューで躍動! 圧巻のプレスと献身性でイプスウィッチの開幕白星に貢献
日本代表FW前田大然選手が、念願のプレミアリーグデビューを果たした。
今夏、セルティックからイプスウィッチへ加入した前田選手は、開幕戦で左ウイングとして先発出場。持ち味であるスピードと運動量を生かした積極的なプレッシングで存在感を発揮し、チームの2-1の勝利に貢献した。
世界最高峰とされるプレミアリーグで迎えた記念すべき初戦。前田選手は攻撃だけでなく守備でも献身的なプレーを続け、新天地で上々のスタートを切った。
▪️待望のプレミアリーグ初出場
現地時間8月22日、プレミアリーグ第1節でイプスウィッチはサンダーランドとホームで対戦した。
今夏、約4年半にわたって在籍したセルティックからイプスウィッチへ完全移籍した前田選手は、開幕戦のスターティングメンバーに名を連ねた。イプスウィッチにとっても2シーズンぶりとなるプレミアリーグ復帰戦で、前田選手はクラブ史上初の日本人選手として新たな一歩を踏み出した。
背番号38を背負い、左サイドから攻撃に絡んだ前田選手は、序盤から積極的に仕掛ける姿勢を披露。自慢のスピードを生かして相手守備陣にプレッシャーをかけ続けた。
▪️圧巻だった前線からのプレス
この試合で特に光ったのが、前田選手の守備面での貢献だった。
相手がボールを保持すると素早く距離を詰め、パスコースを限定しながらプレーの自由を奪う。さらに、一度かわされた場面でも追走を続け、ボールを奪い返すまでプレーを止めない。
前半18分には自陣左サイドまで戻って相手を追い、ボールを奪取。持ち味であるスピードを攻撃だけでなく守備にも生かしたプレーに、ホームのサポーターから大きな拍手が送られた。
日本代表でも武器としてきた豊富な運動量と献身的なプレッシングは、舞台がプレミアリーグに変わっても健在だった。
▪️イプスウィッチは劇的な開幕白星
試合は24分、イプスウィッチが先制する。
新加入のエンシソ選手がカウンターからチャンスを作り、最後はエメルソン選手が押し込んだ。
その後、サンダーランドに追いつかれたものの、試合終了間際の90分にジャック・クラーク選手が決勝ゴール。イプスウィッチが2-1で劇的な勝利を収め、プレミアリーグ復帰戦を白星で飾った。
前田選手は後半35分までプレー。得点やアシストこそ記録しなかったが、前線での積極的な仕掛けに加え、守備でもチームを支え続けた。
前田選手にとって、プレミアリーグは長年の目標の一つだった。
セルティックでは5シーズンにわたって主力としてプレーし、リーグ制覇にも貢献。今夏、プレミアリーグへ昇格したイプスウィッチへの移籍を決断し、ついに世界最高峰の舞台へたどり着いた。
そして迎えたデビュー戦で示したのは、単なるスピードだけではない。
相手を追い続ける走力、ボールを失った直後の切り替え、味方のためにスペースを作る動き、そして守備への献身性。前田選手がこれまで積み重ねてきたプレースタイルが、プレミアリーグでも十分に通用することを感じさせる内容となった。

