エニス、スタニオニスをTKOで下しウエルター級2団体統一に成功
2025.4.13
▪️戦績34戦全勝、圧巻のボディ攻撃で6回終了TKO勝利
【©︎matchroom boxing.】
ボクシングの世界ウエルター級王座統一戦が12日(現地時間)、米ニュージャージー州アトランティックシティーで行われ、IBF王者のジャロン・エニス(Jaron Ennis-米国)がWBA王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)を6回終了TKOで下し、2団体統一を果たした。
序盤はスタニオニスが好調な立ち上がりを見せ、特に第3ラウンドではエニスに対し鋭い右を2度ヒットさせる場面もあった。しかし第4ラウンドからエニスがギアを上げ、執拗なボディ攻撃で徐々に主導権を握る。第6ラウンドには強烈なボディブローがスタニオニスを襲い、彼は片膝をつく。その後、スタニオニス陣営はラウンド終了時点で試合をストップし、TKO決着となった。
この勝利でエニスは無敗記録を更新し、34戦34勝(30KO)と圧巻の戦績に。
IBF王座の3度目の防衛にも成功した。
一方、スタニオニスはこれがプロ初黒星となり、
戦績は15勝(9KO)1敗となった。