シェイドゥラエフ選手の次戦は『超RIZIN.5』か UFCオファー公言で高まる“世界最強候補”との対戦機運

2026.6.12

RIZINフェザー級戦線が再び動き出そうとしている。

無敗の王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手の次戦について、

キルギスのスポーツメディアが『超RIZIN.5』参戦の可能性を報じた。


 

単なるタイトルマッチの話題にとどまらない。

シェイドゥラエフ選手をめぐっては、すでにUFCからオファーを受けていることを本人が明かしており、その去就はRIZINフェザー級の勢力図だけでなく、日本格闘技界の国際的な競争力を占うテーマにもなりつつある。

キルギスのスポーツメディア『プロスポーツ キルギスタン』は11日、SNSを通じてシェイドゥラエフ選手の次戦が調整段階にあると報道。9月10日に京セラドーム大阪で開催予定の『超RIZIN.5』への出場が検討されていると伝えた。

シェイドゥラエフ選手は現在、RIZINフェザー級王座を3度防衛中。

4月のRIZIN福岡大会では久保優太選手との再戦を制し、1ラウンドTKO勝利で王者としての圧倒的な実力を改めて証明した。プロ戦績は19戦19勝。

7KO、12一本勝ちというフィニッシュ率の高さも際立っている。

近年のRIZINにおいて、これほどまでに支配的な王者は多くない。

 

打撃と寝技の双方で高い完成度を誇り、試合ごとに攻略法が見つからない状況が続いている。そのため、国内ファイターとのマッチアップだけでは競技的な新鮮味を維持することが難しくなりつつある。

そうした背景から浮上しているのが、海外強豪との対抗戦構想だ。

先月公開された海外メディアのインタビューで、シェイドゥラエフ選手は「UFCからのオファーはあるが、RIZINとの契約があと2試合残っている」と発言。

世界最高峰団体への挑戦を視野に入れていることを明かした。

仮に『超RIZIN.5』出場が実現するなら、それはUFC移籍前の重要なテストマッチになる可能性が高い。

今回の報道では、対戦候補としてPFLやKSW所属選手の名前が挙がっているという。ただ、現時点でRIZINから正式発表はなく、具体的な交渉状況も明らかになっていない。

一方で、ファンの間では早くも“最強決定戦”を望む声が拡散。

現PFLフェザー級王者の ティムール・ヒズリエフ や、

ACA王者の イスラム・オマロフ などの名前が候補として取り沙汰されており、

「シェイドゥラエフ選手の真価を測れる相手」との見方も少なくない。

RIZINにとっても、この一戦は大きな意味を持つ。

国内最強を証明する段階を越えたシェイドゥラエフ選手が、世界のトップファイターとどのような戦いを見せるのか。その結果は、RIZINフェザー級というカテゴリーの国際的な評価にも直結する。


【文:高須基一朗】