長友佑都選手が日の丸ヘアバンドに込めた覚悟 ナッシュビルで高まる決戦ムード「試合でもつけたい」

2026.6.11

北中米ワールドカップ開幕を目前に控え、日本代表の精神的支柱が新たな“勝負アイテム”を披露した。DF長友佑都選手が、日の丸をあしらった特注ヘアバンド姿でトレーニングに登場。ベースキャンプ地アメリカ・ナッシュビルで高まる本大会への緊張感のなか、その着用理由と秘めた思いを明かした。


 

日本代表は現地時間10日、ベースキャンプ地となるアメリカ・ナッシュビルで本格的なトレーニングを開始した。初戦となるオランダ戦(14日)へ向けて調整を進めるなか、ひときわ注目を集めたのが長友の“日の丸ヘアバンド”だった。

日本から特注で持参したというヘアバンドについて、長友選手は「ナッシュビルに入って、ワールドカップの熱量と“いよいよ始まる”という感覚が強くなった。気合を入れる意味で今日はつけてみた」と説明。長年、日本代表を支えてきたベテランらしく、世界最大の舞台へ向かう自身のスイッチとして活用した形だ。

9日のオフを挟み、チームはより引き締まった空気のなかで練習を再開。

左足首の違和感で別調整が続いていたMF遠藤航選手もスパイク姿で合流し、サポートプレーヤーやメンター陣を含む総勢28人がグラウンドに集結した。

長友選手は「今日の練習はすごく締まっていた。ワールドカップらしい練習ができた」と語り、本大会特有の緊張感がチーム全体に浸透し始めていることを実感している様子だった。

一方で、ヘアバンドには実用面でのメリットもあったという。人生で初めて本格的に着用したと明かし、「日焼け止めを塗るので汗をかくと目に染みることがある。でも今日は一度もなかった。かなりいいなと思った」と笑顔を見せた。

さらに「本当は鉢巻きを巻きたいくらいの気持ち」と冗談を交えながらも、「感触が良かったので、状態が良ければ試合でもつけたい」と言及。精神的な高揚感だけでなく、実戦面でも手応えを感じているようだ。

39歳で迎える自身5度目のワールドカップ。ピッチに立つ時間が限られる可能性がある中でも存在感は依然として大きい。日の丸ヘアバンドは単なるファッションではなく、日本代表の覚悟と結束を象徴する新たなシンボルになるかもしれない。