佐々木朗希選手 苦しい立ち上がりから“修正力”発揮 5回3失点で今季3勝目 ドジャース連敗ストップ導く

2026.5.24
【©️Los Angeles Dodgers 】

5月24日(日本時間)、敵地ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に先発した佐々木朗希が、5回4安打3失点(自責2)の粘投を見せ、今季3勝目を挙げた。立ち上がりこそ不安定だったものの、中盤以降は本来の力強さを取り戻し、最速99.5マイル(約160キロ)の直球を軸にブルワーズ打線を封じ込めた。


 

試合は初回から波乱の展開だった。

先頭のジャクソン・チョウリオ選手にいきなり中堅フェンス直撃の二塁打を浴びると、続くブライス・トゥラング選手には左翼線への適時二塁打を許し、わずか6球で先制点を献上。さらに自身の一塁悪送球も絡み、この回だけで3失点を喫した。球数も35球に達し、序盤での大量失点も懸念される苦しい立ち上がりとなった。

それでも崩れなかった。2回以降は徐々にフォームと制球を立て直し、直球の威力も回復。2回2死から再びチョウリオ選手に長打を浴びたものの、後続を断って追加点を許さない。以降はテンポ良くアウトを積み重ね、最後は10者連続アウト。5回にはこの日2安打を放っていたチョウリオ選手を空振り三振に仕留め、完全に流れを引き戻した。

結果的に5回4安打3失点、4奪三振2四球。防御率は4.93まで改善した。4月上旬には防御率7点台まで悪化し、メジャー適応への課題も指摘されていたが、この日は苦境の中で修正能力の高さを示す内容となった。

打線も右腕を力強く援護した。4回にはテオスカー・ヘルナンデス選手の3ランで逆転に成功。ヘルナンデス選手は3安打6打点の大暴れで打線をけん引した。また、「1番・DH」で先発出場した大谷翔平選手も5打数2安打1打点1四球と存在感を発揮。これで9試合連続複数出塁となった。

ドジャースは2024年8月からブルワーズ戦でレギュラーシーズン9連敗中だったが、この日は投打が噛み合い11―3で快勝。苦しい立ち上がりを乗り越えた佐々木選手の粘投が、チームに久々の白星をもたらした。