名探偵コナン 漫画 原作者・青山剛昌氏も悲痛… 毛利蘭役の声優 山崎和佳奈さん死去「あの優しい声がもう聞けなくなるなんて」
【©️読売テレビ】
人気アニメ『名探偵コナン』で毛利蘭役を長年務めた声優の山崎和佳奈さんが、4月18日に死去していたことが15日、明らかになった。61歳。所属事務所の青二プロダクションが発表した。突然の訃報を受け、アニメ『名探偵コナン』公式サイトでは、制作スタッフや原作者の 青山剛昌氏による追悼コメントが掲載され、多くのファンに衝撃が広がっている。
『名探偵コナン』は、1994年から連載が続く国民的人気漫画で、推理漫画の枠を超えた社会現象的作品として知られる。原作者の青山氏は、緻密な伏線とキャラクター描写で高い支持を集め、アニメ版も1996年の放送開始以来、長年にわたり高視聴率を記録。劇場版シリーズも毎年大ヒットを続けている。
その中で山崎さんは、ヒロイン・毛利蘭役として約30年にわたり作品を支え続けてきた。蘭の芯の強さや優しさ、時折見せるコミカルな一面までを繊細に表現し、多くの視聴者にとって“蘭の声”そのものとして親しまれてきた存在だった。
アニメ制作スタッフは公式サイトを通じ、「1996年のテレビシリーズ放送開始以来、約30年にわたり毛利蘭役を演じてくださいました声優・山崎和佳奈さんのご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します」とコメント。さらに、「作品に捧げてくださいました多大なるご尽力と、長年にわたるご貢献に深く感謝申し上げます」と、その功績をたたえた。
また、原作者の青山氏も悲痛な胸の内を明かし、「当たり前のようにそばにあった、あの耳に心地良い安心できる優しい声がもう聞けなくなるなんて…とても悲しいです」と追悼。長年ともに作品を作り上げてきた“戦友”への深い思いがにじむコメントとなった。
山崎さんは神奈川県出身。
『名探偵コナン』の毛利蘭役をはじめ、『わたしとわたし ふたりのロッテ』のブリギッテ役などで知られ、透明感のある声と温かな演技で幅広い世代から愛された。
今年2月には、所属事務所を通じて病気療養のため活動休止を発表。
「医師の指示のもと、当面の間、すべての活動を休止する」と報告されていた。
なお、『名探偵コナン』の毛利蘭役は、3月14日放送回より『ONE PIECE』ナミ役などで知られる声優の岡村明美さんが代役を担当しており、今後は後任として出演を続ける予定。また、現在公開中の映画『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』では、山崎さんの声による毛利蘭を聞くことができる。
明日5月16日18時から放送回『トリックvsマジック(前編)デジタルリマスター』では、何らかの形で山崎和佳奈さんを追悼するシーンが組み込まれる事が
関係者からの話で明らかになっている。

