山本由伸選手 ドジャース開幕マウンドへ ロバーツ監督「迷いはなかった」すでにチームの“顔”としての存在感

2026.3.17

【©️Los Angeles Dodgers 】

メジャー2年目にして、すでにチームの中心的存在となった日本人右腕が、再び大役を託される。

ロサンゼルス・ドジャースの右腕、山本由伸投手(27)が、26日(日本時間27日)に行われるアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの開幕戦で先発することが決まった。指揮官のデーブ・ロバーツ監督(53)が報道陣に明言し、山本は2年連続でチームのシーズン開幕マウンドを任されることになった。

ロバーツ監督は開幕投手の選定について問われると、「開幕投手は山本由伸だ」ときっぱりと言い切った。さらにその決断の背景について、「かなり簡単な決断だった」と語り、右腕への絶対的な信頼を隠さなかった。


 

▪️「開幕投手は名誉」 指揮官が寄せる絶大な信頼

山本投手は現在、WBCでの日本代表活動を終えチームへ合流予定。

指揮官によれば「由伸は数日以内にこちらへ戻ってくる予定だ」という。

すでにチームに戻っている大谷翔平選手とはまだ顔を合わせていないものの、

開幕に向けた準備は着々と進められている。

ロバーツ監督は、今後の調整についても言及。

「戻ってきてからもう一度先発し、その後は開幕戦に向けて準備する。4イニングのシミュレーションゲームも予定している」と説明した。

そして改めて、開幕投手という役割の重みを強調する。

「開幕投手は名誉あることだ。昨年はロードでの開幕だったが、今回はホームでの開幕戦になる。彼にとって特別なものになると思う」

メジャー2年目ながら、山本はすでに“チームの顔役の一人”として扱われている。開幕マウンドを託す決断のスピードは、その象徴とも言えるだろう。

▪️メジャー初年度から示した存在感

山本投手がメジャー初の開幕投手を務めた昨季は、東京での特別な舞台だった。

東京ドームで行われた開幕シリーズで、シカゴ・カブスと対戦。

相手先発は日本の同世代左腕、今永昇太。

注目の日本人投手対決となった一戦で、山本は5回1失点の好投を披露し、メジャー初の開幕勝利を手にした。

メジャーリーグの開幕投手として白星を挙げた日本人はこれまで、
野茂英雄氏、黒田博樹氏、田中将大氏の3人のみ。

山本投手はその系譜に名を連ねる4人目となった。

▪️“エース格”として迎える新シーズン

ドジャースはスター軍団として知られるが、その中で山本投手の存在感は急速に高まっている。高額契約で加入した右腕は、1年目から結果と信頼を積み重ね、今やローテーションの柱として扱われる存在だ。

そして今季は、ホームの大歓声の中で迎える開幕戦。

チームのスタートダッシュと命運を託される、ドジャースの顔の一人として新たなシーズンに挑む。