ボクシング元世界4階級制覇王者38歳ロマゴンを襲った「左肩の代償」手術を決断、復帰への道は慎重に
2026.2.3
プロボクシング界を代表する名王者、“ロマゴン”ことローマン・ゴンサレス(38=ニカラグア/帝拳)が左肩の手術を受けた。元世界4階級制覇王者で、現在もWBC世界スーパーフライ級1位に名を連ねるベテランの決断は、そのキャリアの重みを物語っている。
帝拳ジムが2月3日、公式サイトで発表したところによると、ゴンサレスは昨年9月に行われたヘクター・ロブレス(メキシコ)戦で、以前から抱えていた左肩の古傷を悪化させた。試合中から強い違和感があったとされ、その後も痛みが引かず、治療と回復の選択肢を慎重に検討してきたという。
最終的に手術を決断したのは今年1月中旬。手術は母国ニカラグアの首都マナグアで行われ、米ミルウォーキーのフロエッドタート病院に所属するスティーブ・グリンデル医師ら3人の専門医が執刀にあたった。長年にわたり世界の頂点で戦い続けてきた拳士にとって、体のメンテナンスは避けて通れない局面に入っている。
今後は経過を見ながらリハビリを開始する予定だが、復帰時期については白紙の状態だ。38歳という年齢、そして幾多の激闘をくぐり抜けてきた蓄積を考えれば、拙速な復帰はリスクを伴う。
4階級制覇という偉業を成し遂げ、なお世界ランキング上位に位置するゴンサレス。
今回の手術は、単なる「故障報告」ではなく、
伝説的キャリアの次の章をどう描くのかを占う重要な分岐点となりそうだ。

