今永昇太投手、再出発の地は再び高知―故障の悔しさを糧に「原点回帰」の自主トレ完遂

2026.1.21

【©️Chicago Cubs】

メジャーリーグ・シカゴ・カブスに所属する今永昇太投手が、2026年シーズンに向けた自主トレーニングの舞台として、今年も高知の地を選んだ。華やかなMLBの世界とは対照的な、静かな地方球場での黙々とした調整。その姿からは、昨季の悔しさを振り払おうとする強い決意がにじみ出ていた。


 

1月20日午前、高知市の春野球場。

ブルペンに立った今永選手は、約30球を丁寧に投げ込みながら、自身の投球感覚を一つひとつ確かめた。高知での自主トレは2022年から続き、今回で4度目。

今やこの地は、今永選手にとって“再調整の拠点”とも言える存在となっている。

25年シーズンは、太ももの故障により約2か月間の戦線離脱を余儀なくされ、本来の力を発揮しきれなかった。メジャーの舞台で結果を求められる立場にあるからこそ、その反省は深い。だからこそ今オフに掲げたテーマは、「ゆがんだ体を戻す」。1月5日からは中日の金丸夢斗投手、広島の森翔平投手らとともに高知入りし、基礎から身体と向き合うトレーニングに16日間を費やした。

派手さはない。

しかし、再びトップレベルで戦うために必要な“土台作り”を徹底する姿勢は、ベテランの域に入りつつある今永選手の成熟を物語っている。

 

自主トレを終えた今永選手の今後のスケジュールは、

2月中旬からアメリカ・アリゾナで行われるカブスのスプリングキャンプに合流予定。

静かな高知で積み上げた時間が、メジャーのマウンドでどんな形となって結果に表れるか。