K-1王者 金子晃大選手が大久保琉唯選手を迎撃へ「まだ“ちゃんとした選手”と戦っているところを、あまり見たことがない。」

2026.1.21

 【©️K-1】

立ち技打撃格闘技イベント「K-1ワールドGP2026 ~-90キロ世界最強決定トーナメント~」が、2月8日に東京・代々木第二体育館で開催される。同大会では、K-1ワールドGPスーパーバンタム級(-55キロ)王座戦が行われ、王者・金子晃大選手が、大久保琉唯選手の挑戦を受ける。

王座戦を前に、金子選手が、これまでの連戦やコンディション調整、そして挑戦者・大久保選手への評価について率直な思いを語ったインタビューが主催者K-1より届いた。


 

▪️「タイトルマッチは特別。簡単にポンポンできるものじゃない」

金子選手は2024年の-55キロ世界最強決定トーナメントで、カン・メンホン、璃明武選手、大久保琉唯選手を1日に3試合を戦って勝ち残り優勝。前戦となった昨年9月の池田幸司選手との王座防衛戦では、出血というアクシデントを負いながらも判定勝ちを収め、リベンジに成功した。

試合後には「少し充電期間が欲しい」と発言していたが、その真意については「精神的な問題ではなく、物理的なコンディション調整の難しさ」と説明する。

「タイトルマッチは消耗が激しい。2カ月に1回のペースでは、55キロの減量とベストな仕上がりを両立するのは正直きつい。体重は作れても、最高のパフォーマンスが出せるかは別ですから」

実際、2024年から2025年にかけて短いスパンで試合が続いており

「一戦一戦、しっかり作る時間が必要だと感じた」という。

 

 

▪️池田戦で示した“勝ち切る力”

前回の池田戦では、1ラウンドこそ相手の勢いに押される場面もあったが、2ラウンド以降は徐々に主導権を掌握。「無理が効くのは最初だけ。3ラウンドを通せば地力の差が出ると思っていた」と冷静に振り返る。

試合中には頭が当たった影響で出血するアクシデントもあったが、動じることはなかったという。

「練習で視界がほとんどない状態のスパーリングを経験していたので、もし見えなくなっても対応できる感覚はありました。そういう状況でも勝ち切れたのは、自分の実力だと思っています」

 

▪️大久保琉唯選手への評価「正直、分かりづらい」

今回の挑戦者・大久保選手については、慎重かつ率直な見方を示した。

「まだ“ちゃんとした選手”と戦っているところを、あまり見たことがない。璃明武選手との試合以外は、正直評価が難しいですね」

現在、大久保は連続KO勝利中で勢いに乗る存在だが、金子は「勢いがあるのは間違いない」と認めつつも、それ以上の印象は語らない。

「勢いは大事ですよ。特にそのラウンドの中では。でも、試合は何が起きるか分からない。それは誰とやる時でも同じです」

 

▪️「倒しに行く。それが自分のスタイル」

最多防衛記録を更新し続ける王者となった金子選手だが・・・

「そんなに防衛していましたか?」と驚きを見せつつも、スタイルは一貫している。

「もちろん、今回も倒しに行きます。それが自分のファイトスタイルなので」

勢いある挑戦者を迎え撃つ王者・金子晃大選手。

しっかりと時間をかけて仕上げたコンディションのもと、

スーパーバンタム級王座防衛戦に臨む。