ウルブズの守護神ゴベアに1試合出場停止“危険な反則”の累積が規定超過

2026.1.13

【©️Minnesota Timberwolves】

ミネソタ・ティンバーウルブズの不動の先発センター、ルディ・ゴベアがリーグから1試合の出場停止処分を受けた。NBAは1月13日(日本時間同日)、ゴベアに対して無給での出場停止を科すことを正式に発表した。


 

処分は14日に敵地ファイサーブ・フォーラムで行われるミルウォーキー・バックス戦に適用される。リーグ屈指のリムプロテクターを欠くことになり、好調を維持するウルブズにとっては痛手となる。

発端となったのは、12日に行われたサンアントニオ・スパーズ戦。ゴベアはこの試合で14リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロックを記録し、インサイドで存在感を発揮して勝利に貢献した。しかし、第4クォーター途中のプレーでフレグラントファウル1(Flagrant Foul 1)を宣告されたことが、今回の処分に直結した。

 

▪️フレグラントファウルとは何か

NBAにおける「フレグラントファウル」とは、単なるラフプレーを超え、相手選手の安全を脅かす過度な接触や危険なプレーと判断されたファウルを指す。審判は接触の強さ、動作の不自然さ、故意性、相手の無防備さなどを総合的に判断して判定する。

フレグラントには2段階があり、

フレグラント1:不必要な接触を伴う危険なファウル

フレグラント2:過度かつ悪質な接触で、相手の負傷リスクが高いもの(即退場)

と定義されている。

 

NBAではこのフレグラントファウルに対し、シーズンを通じて「累積ポイント制」が設けられており、

フレグラント1=1ポイント

フレグラント2=2ポイント

が加算される。

合計が5ポイントを超えた時点で自動的に1試合の出場停止となる厳格なルールがあり、ゴベアは今回の判定で累積が6ポイントに達したため、

規定により出場停止が科された。


 

▪️好調ウルブズにとって痛い戦力ダウン

ウルブズは直近6試合で5勝1敗と好調を維持し、12日終了時点でウェスタン・カンファレンス4位となる26勝14敗。ディフェンスの要であるゴベアは、その躍進を支える中心的存在だ。

在籍4年目、33歳のゴベアは今季ここまで40試合すべてに出場し、平均31.7分で11.0得点、11.4リバウンド、1.8アシスト、1.7ブロックを記録。フィールドゴール成功率71.7%という驚異的な効率でゴール下を支配してきた。

そのゴベアを1試合とはいえ欠くことは、ヤニス・アデトクンボ率いるバックスと戦う上で大きなハンデとなる。リーグが安全性を最優先する姿勢を改めて示した今回の処分は、ウルブズにとっても、ゴベア自身にとっても今後のプレースタイルを見直すきっかけになりそうだ。