ブルージェイズ、日本市場へ本格照準!! 岡本和真選手の獲得と同時に日本語SNSを加速“ファン獲得=外貨獲得”を見据えたグローバル戦略が鮮明に

2026.1.5

【©️Toronto Blue Jays】

メジャーリーグ・ブルージェイズが、日本市場を明確に意識した動きを強めている。

4日(日本時間5日)、巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手(29)との4年契約を正式発表。

これと歩調を合わせるように、球団公式SNSでは

日本語投稿が相次ぎ、日本の野球ファンに強烈なメッセージを発信した。


 

この日だけで日本語による投稿は4本。

現地時間4日午後8時頃には、岡本が2023年WBC決勝の米国戦で本塁打を放った映像とともに「おやすみなさい、ブルージェイズファンのみなさん!」と投稿し、日本の夜時間帯を意識した“狙い撃ち”の発信を行った。

単なる歓迎ムードを超え、明確に

日本のファン層を取り込みにいく姿勢がうかがえる。

 

背景にあるのは、日本人メジャーリーガーがもたらす経済的インパクトだ。

大谷翔平選手の例を挙げるまでもなく、日本人スター選手の加入は、放映権、スポンサー契約、グッズ売り上げ、インバウンド需要などを通じて、巨額の外貨を生み出す。ブルージェイズにとって岡本選手の獲得は、戦力補強であると同時に、

成長著しいアジア市場、とりわけ“野球大国・日本”への本格進出を意味する。

実際、ブルージェイズは過去にも日本人選手獲得に強い関心を示してきた。

2023年オフの大谷翔平選手、昨オフの佐々木朗希投手と、いずれも最終候補に名を連ねながらドジャースに後れを取った経緯がある。

今回の岡本選手の獲得は、そうした流れの中で「3度目の正直」となる悲願達成であり、球団が力を入れる理由も明白だ。

正式発表前日には、公式Xで「こんにちは」と日本語投稿を行い、発表後も「契約合意しました」「ブルージェイズへようこそ」「若大将」と、日本のファン心理を熟知した言葉選びを連発。単なる翻訳ではなく、日本文化への理解を前提とした発信は、ファン獲得を超えた“関係構築”を狙うものと言える。

岡本選手は4年総額6000万ドル(約94億円)で契約合意。

入団会見は現地6日午後1時(日本時間7日午前3時)に行われる。

ブルージェイズが岡本選手とともに切り開こうとしているのは、勝利だけではない。

日本人野球ファンという巨大市場を味方につけ、

グローバルビジネスとしてのMLBの価値をさらに押し上げる、新たなフェーズだ。