松井秀喜氏が示した“黄金世代の継承”02年巨人同窓会、次代を託された高橋由伸氏の存在感
【上原浩治氏・公式YouTubeより画像】
2002年、球界に鮮烈な記憶を刻んだ読売ジャイアンツの優勝メンバー。
その“黄金世代”の結束はいまも健在だ。
元巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏が更新したYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」で公開された「02年巨人同窓会の反省会」は、当時を知るファンにとって胸を熱くする内容となった。
11月23日、東京ドームで行われた「ジャイアンツフェスタ“延長戦”~2002年優勝メンバー同窓会~」。清原和博氏をはじめ、数々のスターが顔をそろえ、グラウンドを沸かせたあの時間は、単なる再会イベントではなく、巨人軍が誇った一時代の“証明”でもあった。
その中で、ひときわ象徴的だったのが松井秀喜氏の一言だ。
進行役の上重聡アナウンサーから次回開催の話題が振られると、
松井氏は迷いなくこう口にした。
「次の発起人は由伸がやった方がいい」
この発言は冗談交じりでありながら、
そこには松井氏ならではの信頼と継承の哲学がにじんでいた。
現役時代、01年から2年間選手会長を務め、チームをまとめ上げた松井氏。
そのバトンを03年から引き継いだのが高橋由伸氏だった。
「なんでも僕の次は由伸だから」
そう語る松井氏の言葉は、笑いを誘いつつも、高橋氏が背負ってきた責任と実績を
誰よりも理解しているからこそ出てくる重みを帯びていた。
これに上原氏も即座に同調。「じゃあ由伸で」と太鼓判を押す場面は、
02年世代の揺るぎない信頼関係を象徴するワンシーンとなった。
高橋氏は苦笑いを浮かべながらも、その姿はまさに“次代を任される男”。
現役時代から理知的なリーダーとして知られ、引退後も監督として
巨人を率いた存在感は、今なおチームとファンの記憶に深く刻まれている。
同窓会の発起人という役割は、単なる段取り役ではない。
それは、時代を築いた仲間たちをつなぎ、
記憶を未来へと受け渡す象徴的なポジションだ。
松井秀喜氏が自然体で託し、上原浩治氏が迷いなく背中を押す。


