【ウインターカップ初日】日本航空石川が八王子学園八王子を圧倒 インサイドと遂行力で82―61の快勝

2025.12.23

【©️SoftBankウインターカップ2025】

高校バスケットボールの冬の大舞台「ウインターカップ」は23日、初日を迎えた。
注目カードのひとつとして登場した八王子学園八王子高等学校(東京②)は、日本航空高等学校石川(石川①)と対戦。しかし、試合は終始、日本航空石川が主導権を握る展開となり、82―61で快勝。


 

■第1Q:制空権を握った日本航空石川が主導権

試合序盤から明確だったのは、インサイドの支配力の差だ。
日本航空石川は28番ジャキテ・マリエがリバウンドで圧倒的な存在感を発揮。

八王子の攻撃を封じると、大切な場面で必ず連動し

15番の小杉優衣、17番の武川穏音が外角からも的確に得点を重ねる。

八王子は99番シセ・ファンタを起点に攻撃を組み立てるが、

守備網を敷かれ、単発の得点にとどまる。
第1Q終了時点で26―12。日本航空石川が大きくリードを奪った。

■第2Q:99番の奮闘も、流れは引き戻せず

第2Qに入ると、八王子は32番狩野百香のカットインから

99番シセ・ファンタのアシストなどで徐々にリズムを取り戻し、

一時は一桁差まで詰め寄る場面も見せた。

それでも、日本航空石川は慌てない。
インサイドでは28番が着実に加点し、外では15番が巧みに試合をコントロール。
八王子が99番をベンチに下げた時間帯には、再び流れを引き寄せ、

前半を34―28とリードして折り返した。

 

■第3Q:エース小杉が試合を決定づける

勝負の流れを決定づけたのが第3Qだった。
日本航空石川のエース、15番・小杉優衣が攻守にわたって存在感を発揮。ドライブからの得点、アシスト、さらにはファウルを誘うプレーで着実にスコアを積み上げる。

一方の八王子は99番がファウルトラブルに陥り、攻撃の選択肢が限定される苦しい展開に。
3Q終了時点でスコアは61―54。得点を縮めて入るが、チーム力での自力差が顕著だった。

 

■第4Q:遂行力の差が明確に

最終Q、八王子はオールコートプレスで反撃を試みるが、日本航空石川は冷静に対応。
要所で小杉がフリースローを確実に沈め、試合の流れを渡さない。

終盤4分、15番のスティールからのドライブが決まり、

会場の空気は一気に決着ムードへ。
残り2分50秒、77―58とした時点で勝利を決定づけた。

 

■数字が物語る「完成度」

日本航空石川は、

28番ジャキテ・マリエ:30得点・25リバウンド

15番小杉優衣:30得点

と、インサイドとエースが役割を完遂。一方、八王子は99番シセ・ファンタが

39得点・19リバウンドと孤軍奮闘したものの、

チームとしての得点力と遂行力に差が出た。


■試合結果

日本航空高等学校石川(石川①)82―61 八王子学園八王子高等学校(東京②)
(26―12、18―18、23―24、21―7)


 

女子1回戦(12月23日)全試合結果

大阪薫英女学院 72-63 土浦日本大学
県立湯沢翔北 103-53 県立徳山商工
星城 70-63 星槎国際湘南
帝京安積 68-46 県立佐賀北
済美 81-89 福島東稜
埼玉栄 75-58 慶誠
聖カタリナ学園 45-47 名古屋経済大学高蔵
明豊 82-60 和歌山信愛
明徳義塾 56-79 新潟産業大学附属
矢板中央 90-81 鵬学園
浜松開誠館 50-69 東海大学付属福岡
就実 53-79 昭和学院
倉敷翠松 88-78 東京成徳大学
八雲学園 94-58 英明
県立石川 83-80 県立富岡東
龍谷富山 88-59 瓊浦
県立小林 57-69 鳥取城北
奈良文化 69-43 酒田南
三田松聖 62-66 一関学院
札幌山の手 79-78 日本航空
四日市メリノール学院 74-58 聖和学園
柴田学園大学附属柴田学園 60-43 鹿児島
福井工業大学附属福井 111-74 北星学園女子
比治山女子 67-99 京都両洋
日本航空石川 82-61 八王子学園八王子
※公式記録に基づき掲載。

【文:高須基一朗】