エヴァ新作アニメ発表 30周年記念イベントで公開へ!!完結から5年 シリーズは新たなフェーズへ

2025.12.19

【© khar】

人気アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズの新作アニメが制作されることが明らかになった。新作は約13分の短編で、2026年2月21日から23日に横浜アリーナで開催される30周年記念イベント「EVANGELION:30+;30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」で公開される予定だ。

同シリーズは、2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をもって、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズが完結したと受け止められてきた。そうした中での新作発表は、ファンのみならずアニメ業界からも大きな注目を集めている。


 

▪️30周年企画としての新展開

今回の新作アニメについて、現時点で物語の詳細や位置づけは明らかにされていない。続編なのか、記念映像なのか、その全容はイベント当日まで伏せられている。

一方で、『エヴァンゲリオン』はこれまでも、テレビシリーズ、旧劇場版、新劇場版と、節目ごとに異なる形で作品世界を更新してきた。30周年というタイミングでの新作発表は、シリーズの歩みを振り返ると同時に、次の時代へとつなぐ試みといえそうだ。

 

▪️予告されている約13分という尺が示す狙い

注目されるのは、約13分という上映時間だ。長編ではなく短編とした点から、映画作品というよりも、イベント空間で体験する映像コンテンツとして企画されていることがうかがえる。

近年、アニメ業界では上映形式や収益モデルの多様化が進んでいる。

今回の新作も、記念イベントと連動させることで、映像体験の価値を高める狙いがあるとみられる。

 

▪️完結後も続く“エヴァ”の存在感

庵野秀明総監督は過去のインタビューで、新劇場版シリーズについて当初の構想を語っており、今回の新作発表を意外と受け止める声もある。しかし、長年にわたり支持されてきた同シリーズが、節目ごとに新たな展開を見せてきたことも事実だ。

完結から5年を経てなお、新作発表が大きな話題となる点は、『エヴァンゲリオン』という作品の持つ影響力の大きさを改めて示している。

30周年記念イベントで公開される新作アニメが、どのような内容となるのか。