RIZIN 2025年の大晦日決戦に激震―野村駿太選手が無念の欠場、サトシの相手は急転ノジモフに変更 混乱の中で再編される“超強者祭り”
【©️RIZIN FF】
12月31日に開催される Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り
開催を目前に、大会を揺るがす大きなアクシデントが発生した。
ライト級タイトルマッチとして予定されていたホベルト・サトシ・ソウザ vs. 野村駿太の一戦が、野村の負傷により中止となることが18日、正式に発表された。
だが、その空白を埋めるべく、RIZINは即座に動いた。
野村選手の代役として白羽の矢が立ったのはイルホム・ノジモフ。
試合はカード変更のうえ、引き続きライト級王座戦として実施される。
この決定は、同日午後1時すぎに行われた榊原信行CEOのインスタライブで明らかにされた。
野村選手は練習中のアクシデントにより、
左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷の重傷と診断。
全治は3か月から6か月とされ、
大晦日の舞台を目前に無念のドクターストップとなった。
突如訪れたチャンスをつかんだノジモフは、
本来対戦予定だったブラックパンサー“ベイノア”から相手が変更となり、
王者サトシに挑む大一番へと駒を進めた。
一方、そのベイノアも試合消滅とはならず、
雑賀ヤン坊達也という新たな挑戦者を迎え撃つカードが編成された。
まさに混乱と再構築が同時進行する異例の展開。
大晦日という日本格闘技最大の舞台を守るため、
RIZINはギリギリの判断を積み重ねている。
なお、フアン・アーチュレッタの欠場により試合中止となっていた新居すぐる選手については、新たな対戦相手が決まり次第、改めて発表される予定だ。
欠場が決まった野村はコメントを発表し、悔しさと再起への決意をにじませた。
「過去一番調子が良く、早く試合がしたくてワクワクしていた分、本当に悔しいです。
楽しみにしてくださっていたファンの皆様、関係者の皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。さらに強くなって必ず戻ってきます」
無念の離脱、代役の抜てき、そして王座戦の行方はいかに!?


