宮本茉由さん 1st写真集でさらけ出した“本音”タイトルは本人発案の『ほんとはね、』 女優10年目の節目に刻む現在地
【©️小学館/ 撮影:中村和孝】
モデルとしてキャリアをスタートさせ、近年は俳優として存在感を強めてきた
宮本茉由さん(30)が、自身初となる写真集を来年1月に世に送り出す。
タイトルは『ほんとはね、』。2026年1月21日に小学館から発売される。
2017年に女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして脚光を浴びて以降、宮本は女優としても着実に歩みを進めてきた。そんな彼女が、キャリア10年という節目に選んだ表現の場が写真集だった。
今回発表されたタイトル『ほんとはね、』は、数ある候補の中から宮本自身が考案したものだという。そこには、これまであまり語られてこなかった“内面の変化”が色濃く反映されている。
「丸く収まるなら我慢しよう、と自分の気持ちを後回しにしてきた。でもそれは、自分を大切にしていなかったのかもしれないと気づいた」
そう振り返る宮本さんは、年齢や経験を重ねる中で「本音を言うこと」を意識するようになったと明かす。写真集のタイトルは、まさに今の自分を象徴する言葉だった。
撮影を手がけたのは中村和孝氏。
公開された書影では、これまでの洗練されたモデル像とは異なる、静かで柔らかな表情が印象的だ。さらに本作では、宮本が初めてランジェリーカットにも挑戦。
旅館の一室で撮影された一枚は、派手な演出を排しながらも、
視線ひとつで見る者を引き込む仕上がりとなっている。
大人びた表情、無邪気さ、そして色気。
写真集には、これまでメディアでは断片的にしか見せてこなかった“素の宮本茉由”が収められているという。本人も「身も心も素っ裸な気持ちで臨んだ」と語るほど、覚悟をもって制作に向き合った一冊だ。
また、発売を記念して都内でのイベント開催も決定。
1月25日にはブックファースト新宿店でお渡し会が行われ、
サイン本の手渡しやツーショットチェキ撮影など、
ファンとの直接交流の機会が設けられる予定だ(先着制)。
宮本さんは本作について、次のようにコメントしている。
「この仕事を始めて10年。素敵な方たちと、思い出に残る作品を作ることができました。今の思いを詰め込んだ写真集が、たくさんの方に届けばうれしいです」
モデルから俳優へ、そして表現者として次のフェーズへ。
来年1月には民放ドラマ初主演も控える宮本茉由さん。
写真集『ほんとはね、』は、その“現在地”を刻む一冊となる。


