亀田京之介選手Sフェザー級1000万円トーナメント出場を辞退 来季は世界ランカーとの対戦を視野
2025.12.17
【©️boxing Studs】
プロボクシング「フェニックスバトル スーパーフェザー級1000万円トーナメント」の記者会見が17日、東京・文京区のblue-ing!で行われ、IBF世界フェザー級15位の亀田京之介(27)=MR=が同トーナメントへの出場を辞退したことが発表された。
亀田京之介選手は当初、来年2月19日に東京・後楽園ホールで行われる1回戦で、WBOアジア・パシフィック(AP)スーパーフェザー級前王者の渡邊海選手(23)と8回戦で対戦する予定だった。
亀田京之介選手は10月、キルギス・ビシケクで元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)と対戦し、10回判定勝ちを収めた。
この勝利により世界ランキングに復帰。陣営は今後の進路について再検討を行ったという。
MRジムの野口喜士会長は
「世界ランキングに戻ったことで、より上のステージを見据えた試合を優先する判断に至った」と説明。
来年1年間は世界ランカーとの対戦を軸にキャリアを構築したい意向があり、
15日に主催者側へ正式に出場辞退を伝えたとしている。
この決定を受け、渡邊選手の対戦相手は、リザーバーとして控えていた
WBOAP14位の新井志道選手(34)に変更された。
会見後、渡邊選手は「相手が変わったが、やることは同じ。試合に集中するだけ」と気持ちを切り替えていた。
一方、新井選手は急きょ会見に出席し、「準備はしてきた。巡ってきた機会をしっかり生かし、自分の強さを証明したい」と意気込みを語った。

