韓国版「ドクターX」制作始動!! キム・ジウォン主演で“医療権力”に切り込む新作ドラマが2026年放送へ

2025.12.12

【©️SBS】

日本の大ヒット医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が、

韓国で新たに生まれ変わる。SBSは新金土ドラマとして

「ドクターX:白いマフィアの時代」を制作すると発表し、

主演にキム・ジウォン、共演にイ・ジョンウン、

ソン・ヒョンジュ、キム・ウソクという確かな演技力を持つキャストが集結した。


 

■“医師をも圧倒する医師”を描くメディカル・ノワール

本作は、腐敗が蔓延する医療権力に単身で切り込む天才外科医ケ・スジョンを中心に展開するメディカル・ノワール。派手な演出と社会性のあるテーマで人気を博してきたSBSが、2026年のラインナップの中でも“勝負作”として送り出す。

主人公ケ・スジョンを演じるのは、ドラマ「涙の女王」「私の解放日誌」などで高い評価を受けてきたキム・ジウォン。名医派遣会社から大学病院に送り込まれる外科医という設定で、卓越した手術技術を武器に医療界の闇を暴く役どころだ。ヒット作を連発してきた彼女が、これまでにない“ダークヒロイン”をどう体現するのか注目が集まる。

 

■イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュら実力派が脇を固める

名医紹介所の所長チャン・ヒスク役には、

映画「パラサイト 半地下の家族」をはじめ

幅広い演技で支持を得るイ・ジョンウン。

表向きは軽妙だが、内側には抜け目ない商才を秘めた人物を演じる。

大学病院分院の院長プ・スングォン役は、数々の社会派ドラマで存在感を示してきたソン・ヒョンジュが担当。崩壊寸前の病院を再建しようと奔走する役どころで、重厚な演技が期待される。

さらに、若手注目株のキム・ウソクが、ケ・スジョンとの出会いを機に人生が一変する裕福なインターン、パク・テギョン役で出演。物語にフレッシュな空気をもたらす。

 

■原作は日本の国民的医療ドラマ

本作は、日本でシリーズ7作が制作され、映画化も果たした人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の韓国版。型破りな天才外科医という基本設定は残しつつ、韓国社会の文脈に合わせた“医療権力の構造”をより濃密に描くとされる。