平良達郎選手、元王者を粉砕しランキング3位へ急浮上 “日本人初UFC王者”の現実味が一気に加速

2025.12.11

【©️UFC】

アメリカ総合格闘技の最高峰・UFCで、日本の若き才能が

ついにタイトル戦線の最前列へ躍り出た。

平良達郎選手(25)が元王者ブランドン・モレノを圧巻のTKOで撃破し、

最新フライ級ランキングで自身最高位となる3位にランクインした。


 

日本時間7日に行われた注目の一戦で、平良選手は開始当初こそ慎重な立ち上がりを見せたものの、2ラウンド中盤からギアを一段上げる。テイクダウンを奪うと、一気にバックマウントへ移行。そのまま強烈なパウンドを叩き込み、

2階級制覇経験を持つモレノを完全にねじ伏せた。
“次期挑戦者候補”は誰なのか!?

その議論の中心に、確実に平良の名前が刻まれた瞬間だった。

戦績はこれで18勝1敗。

唯一の黒星は昨年、現ランキング2位のブランドン・ロイバルに喫した判定負けのみ。

経験を積むごとに完成度を増す25歳のフライ級戦士は、もはや“未来の王者候補”ではない。“王座が射程圏内に入った現実の脅威”へと変貌しつつある。

一方、王者アレシャンドレ・パントージャはジョシュア・ヴァン戦で左腕を負傷し敗戦。

王座から陥落したことにより、フライ級トップ戦線はさらに混沌とした状況に突入した。

群雄割拠の階級で、平良選手に巡ってくるチャンスが早まる可能性は高い。

日本勢では、11月の復帰戦を一本勝ちで飾った堀口恭司選手が8位。

10勝2敗の若手・鶴屋怜はトップ15圏外だが、

その潜在能力には依然として高い注目が集まる。

UFC2連敗中の朝倉海選手は

バンタム級への再転向を予定している。