DeNA・藤浪晋太郎投手、来季年俸8000万円でサイン 3年ぶりNPB復帰のシーズンを総括「少しバタバタした」
2025.12.8
【© YOKOHAMA DeNA BAYSTARS】
DeNAの藤浪晋太郎投手が8日、横浜市内の球団事務所で
契約更改交渉に臨み、来季年俸8000万円でサインした(推定)。
今季は7月のシーズン途中加入で年俸5000万円。
増額となった金額については「ご想像にお任せします」と
笑みを交えて語り、詳細の明言を避けた。
今季は3年ぶりの日本球界復帰となり、加入後は6試合に登板。
1勝0敗、防御率4.09の成績を残したが、計22イニングで9四球2死球と制球面に課題も残した。10月1日に一軍登録を外れ、クライマックスシリーズでの登板機会はなかった。
藤浪選手はシーズンを振り返り、「途中加入で少しバタバタした部分もありました。最後はチームに貢献できず悔しい思いが残ったシーズンでした」と率直な胸の内を明かした。球団からは「先発としてローテを守り、優勝へ貢献してほしい」と来季への期待が伝えられたという。
来季からは相川亮二新監督が就任。
藤浪選手は「データにも精通していて、戦略に優れた方。今季もコーチとしてお話しする中で刺激を受けました。来季は相川監督を胴上げできるように、自分も成長していきたい」と頼もしい表情を見せた。
オフは球団施設を中心に自主トレを進める予定。日米通算14年目の来季に向けては、「先発に挑戦できる。長いイニングを投げられる投手になりたい」と力を込める。
投球回の目標については、「200と言いたいところですが、現代野球ではなかなか難しい。現実的に180回を目指したい。それだけ投げられれば数字もついてくると思う」と語った。

