エドポロキング選手、大みそか参戦が土壇場で消滅“問題児”シナ・カリミアンのステロイド発覚でカード白紙に
2025.12.7
RIZINヘビー級の期待株・エドポロキング選手が7日、自身のSNSで“大みそか決戦”のキャンセルを正式に報告した。
対戦相手である シナ・カリミアンのドーピング陽性 が原因で、すでに合意していた一戦は急転直下で消滅。
年末のリングで存在感を放ち続けてきたエドポロにとっても、ファンにとっても痛恨のニュースとなった。
エドポロ選手は
「大晦日にシナと決まってたけど、シナのステロイド発覚で白紙に」と失意の投稿。
さらに「正々堂々とやろうぜ 普通に迷惑」と言葉を選ばず苛立ちを示した。
問題のカリミアンは、かねてから“K-1の反則王”として名を馳せ、反則やラフファイトで何度も物議を醸してきた人物。
そこに今回のステロイド陽性が加わり、
格闘技ファンの間では失望の声も広がっている。
所属していたキック界の名門「GLORY」も、ドーピング検査で陽性反応が確認されたとして、すでに出場停止処分を正式に発表。
日本の大みそかカードにも影響を及ぼす形となり、団体側の管理体制やマッチメイクへの影響も議論を呼んでいる。
今年、エドポロ選手は100kgから120kgへの増量に成功し、仕上がりは過去最高とも言われていた。
本来なら、年末の大舞台で“ヘビー級の台風の目”として躍進を証明する絶好の場となるはずだっただけに、今回の白紙化は本人にとっても無念の極みだ。
それでもエドポロ選手は来年に向けて気持ちを切り替えている。
「3月は試合したいなー。来年はヘビー級を荒らしにいくからよろしく」
臨戦態勢を維持したまま、すでに次なる標的へ照準を向ける姿勢を示した。

