JO1・鶴房汐恩さん 静かな英断で年内脱退へ「自分を問い続けた末の決断」6年半の歩みに惜しみない敬意
【© LAPONE ENTERTAINMENT】
グローバルボーイズグループ・JO1のメンバーとして活動してきた鶴房汐恩さんが、2025年12月31日をもってグループを離れ、所属事務所との契約も満了することが発表された。長く活動を共にしてきた仲間への深い思いと、ファンへの感謝を胸に、本人が“一区切り”という答えを選んだ。
鶴房さんは5月に過去の不適切行為が報じられて以降、約5ヶ月間を活動を休止。
復帰の可能性をめぐり、本人、事務所、そしてメンバーが慎重に協議を重ねてきたという。そうした中で鶴房さんは、自らの行動と真摯に向き合い、これまでの歩みを見つめ直した。
そして、再びステージに立つ道よりも、静かに幕を下ろす決断こそ、今の自分に誠実であると判断した。
公式サイトでは、事務所が「本人の強い意向を尊重しての結論」と説明。
ファンに対しては突然の知らせとなったことを謝意とともに伝えた。周囲に流されず、自身の責任と未来に誠実に向き合った鶴房の決断に、業界内外からは「潔い」「引き際まで誠実」との声も上がっている。
■ 「自分を問い、整理がついた」鶴房が示した“けじめ”
鶴房さんは公式サイトを通じてコメントで、約5ヶ月の活動休止期間を「自分を見つめる時間だった」と振り返る。
復帰を待つ声に応えられない苦悩を抱えつつも、「自分自身を問いただし、気持ちの整理がついた」と胸中を明かし、グループでの活動を終えると決めた理由を率直に語った。
メンバーへの変わらぬ愛情、そして6年半支えてくれたファン“JAM”への感謝を一つひとつ丁寧に言葉にした鶴房さん。その姿からは、未練ではなく、温かい敬意とともに新しい道を歩もうとする覚悟がにじむ。
■ 別々の道でも「心はひとつ」 JO1で過ごした日々に敬意を
鶴房さんは「これからもメンバーの活動を応援していきます」と語り、別の道を進む選択をしても絆は変わらないことを強調した。
6年半という長い月日をともに過ごした仲間への信頼、そしてJAMへの深い愛情は、彼の言葉の端々から揺るぎなく感じられる。

