日韓レジェンドOB戦 韓国が昨年の雪辱!! 日本は“一発頼み”の攻撃に課題も…ベテラン勢の力量差が際立つ
2025.11.30
日韓の名選手が一堂に会する恒例の「レジェンドOB戦」。
今年は、韓国が昨年の敗戦をしっかりと分析して臨んだかのような、
完成度の高い野球を披露した。15安打で7得点という数字以上に、
両軍の“世代間コンディション”や準備の差が浮き彫りとなる結果だった。
■日本はスター揃いも攻撃は単発 中田翔の一発以外に決め手欠く
日本は、中田翔を「4番・ライト」で起用し、ベテランの小笠原道大や西岡剛、糸井嘉男ら豪華メンバーが名を連ねた。しかし、チームとしての連動性を欠き、3回の好機をものにできなかったシーンに象徴されるように、攻撃は“個の力”頼み。唯一の得点が中田の豪快ソロアーチだったことは、世代交代の過渡期にある日本野球界の課題を思い起こさせる。
■対する韓国は打線が機能 イ・デホ、イ・ビョンギュらが存在感
韓国は序盤から日本投手陣を攻略。2回には日本の2番手・上原浩治を相手に確実に点を奪い、3回にはイ・デホが右中間へ特大のタイムリー。さらにイ・ビョンギュが攻守に冴えを見せ、4回には追加点。熟練の打者たちが球筋を見極めた上で確実に仕留める姿は、かつてNPBを経験した選手の“引き出しの多さ”を思わせた。
■勝負を決定づけたのは6回の一振り
日本が唯一の光明を得たのは4回裏、中田翔の豪快な一発。しかし、その勢いを断ち切ったのもまた韓国のレジェンドだった。6回、イ・デホが古巣ソフトバンク時代の盟友・摂津正から放ったソロ弾は、試合の流れを完全に韓国へ。最終7回にも着実に加点し、日本に付け入る隙を与えなかった。
■イベント性は満点 “きつねダンス”共演に満員の拍手
試合はエスコンフィールドを埋め尽くしたファンの前で行われ、合間には相川七瀬のスペシャルライブや、日韓チアとK-POPガールズグループ「MADEIN S」「H1-KEY」による“きつねダンス”が披露されるなど、球場の一体感は終始上々。イベントとしての完成度の高さも、このOB戦が年々注目度を増す理由のひとつだ。

