水戸ホーリーホック、26年目で悲願のJ1昇格!! 大分を下し逆転J2初V
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明治安田生命J2リーグ最終節が29日に行われ、水戸ホーリーホックは2位の大分トリニータを2-0で下し、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。
首位の長崎は徳島と1-1で引き分け、勝ち点70で並んだものの、得失点差で水戸が上回り、逆転で初優勝を飾った。
試合は前半から水戸ペースで進行。
後半2分、MF斎藤が右サイドからクロスを送り、FW多田圭佑選手(23)が頭で押し込み先制。その30分にはMF山本隼大選手(22)がペナルティエリア外から豪快なミドルシュートを決め、2点差を築いた。
水戸は2000年のJ2参入以来26シーズン目でのJ1昇格となり、J2歴代最長記録を更新した。J3降格経験はなく、「J2の番人」と呼ばれてきたクラブが、ついに悲願を達成した。
昨季まで水戸は2年連続で残留争いを強いられ、クラブ目標も「6位以内でプレーオフ進出」にとどまっていた。しかし、昨年5月に就任した森直樹監督は、育成中心のチームに「勝負へのこだわり」を徹底。スローガン「やりきる・走りきる・勝ちきる」のもと、練習の強度を高め、チームの戦う姿勢を刷新した。
今季の水戸は元日本代表や外国籍選手が不在ながらも、堅守速攻を軸に勝負強さを発揮。
前節までの失点34はリーグ2位、シュート決定率11.6%はリーグ3位と、少ないチャンスを確実にものにして勝利を重ねた。
5~6月にはクラブ最長の8連勝を記録し、前半戦で首位に浮上。
シーズン途中で目標を「J1昇格」に上方修正していた。
最終節では大分に勝利し、長崎の結果を待つ形となったが、
逆転優勝が決まるとスタジアムは歓喜に包まれた。
森監督は胴上げされ、選手たちはピッチで涙を流した。
一方、長崎は8年ぶりのJ1復帰を決め、
千葉は今治に5-0で快勝したものの、3位で昇格プレーオフに回ることとなった。
水戸ホーリーホックは1994年にFC水戸として創設。
97年に廃部が決まったプリマハム土浦FCと合併し現クラブ名となった。
クラブカラーは青、ホームスタジアムは
ケーズデンキスタジアム水戸(収容1万2000人)。
今回の昇格にあたり、スタジアム収容基準が満たされていないものの、
新スタジアム構想の存在からJ1ライセンスが例外適用で交付された。

