ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド選手が、またもサッカー界に歴史を刻んだ。11月16日に行われたイタリア代表戦での2得点により、ノルウェーは4-1で完勝。これでハーランドは、1960年代以来破られることのなかった代表戦連続得点記録に肩を並べた。

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▪️11試合連続ゴールで国際記録タイ

ハーランドは2024年11月14日のスロベニア戦（4-1）を皮切りに、ノルウェー代表戦に出場した11試合すべてでゴールを記録。ニュージーランドとの親善試合（1-1）を欠場したことを除けば、ノルウェーはすべて勝利しており、チーム躍進の原動力となっている。

この記録は、マレーシア代表のアブドゥル・ガニ・ミンハットが1961年5月28日～1962年8月28日に樹立した11試合連続ゴールと並ぶ歴史的偉業。

IFFHS（国際サッカー歴史統計連盟）によって公式に認定されている。

 

▪️歴代ストライカーのメッシやロナウドも届かず

代表戦での連続得点においては、クリスティアーノ・ロナウドが6試合連続を2度達成、リオネル・メッシは2022年末から2023年9月までの8試合連続ゴールを記録。しかし、いずれもハーランドの11試合には及ばなかった。メッシの場合、2022年W杯ポーランド戦で無得点に終わったことが、史上最大記録を逃す要因となった。

マンチェスター・シティで数々のクラブ記録を塗り替えてきたハーランドは、国際舞台でもその驚異的な得点力を証明。ノルウェーを1998年以来のワールドカップ出場に導くとともに、60年以上破られなかった偉大な記録に名前を刻んだ。