Lakers 八村塁選手、圧巻のパーフェクトショーで存在感を証明 エースのドンチッチも称賛「誰も彼について語らないが、本当に素晴らしい働きをしている」

2025.11.12

【©️Los Angeles Lakers,】

ロサンゼルス・レイカーズが現地11月10日、

敵地スペクトラム・センターで行われた

シャーロット・ホーネッツ戦に121-111で勝利。

ウエスタン・カンファレンス4位となる8勝3敗(勝率72.7%)と、

好調なシーズン序盤をキープした。


 

この試合で特に存在感を放ったのが、背番号28・八村塁選手。

前半は静かな立ち上がりだったが、後半に入るとギアを上げ、フィールドゴール7本すべてを沈める“パーフェクトショー”を披露。3ポイントも3本すべて成功させ、後半だけで17得点を奪取。最終的に21得点、3リバウンド、1スティールを記録し、攻守両面で勝利を引き寄せた。

試合後、チームメイトのルカ・ドンチッチは八村選手の働きを称賛し、

改めてその“過小評価”に疑問を呈した。

「彼のプレーは勝利に本当に大きく貢献している。誰も彼について語らないけど、毎試合素晴らしい働きをしているんだ。アトランタ戦でもそうだったけど、彼の存在は間違いなくチームの勝因の一つだよ」

八村選手はここまで11試合すべてに先発出場。

レブロン・ジェームスが坐骨神経痛で一時離脱し、リーブスやドンチッチも欠場が続く中で、常にチームの安定を支えてきた。

特筆すべきはその高い効率性だ。
フィールドゴール成功率58.6%、3ポイント成功率52.4%はいずれもキャリアハイの数字であり、NBA全体でもトップクラスの精度を誇る。5割を下回ったのはわずか1試合のみという安定感で、レイカーズのオフェンスに欠かせない存在となっている。

キャリア最多となる平均34.7分のプレータイムで、16.3得点と自己最高ペースを更新中。チームが勝ち続けるための“確実に決め切る力”を発揮し続けている。

チームのSNSでも平均して51.2%のフィールドゴール成功率を投稿しており、

現段階でのNBAでのナンバーワンでの高い数字を示している点を強調している。

この数字を維持し続けたら、今季のレイカーズは

上位のチームとかなり面白い試合をプレイオフでも戦える可能性を示唆している。

キング、レブロンが不在の中で数字を残している点も大きな点でもある。

レイカーズは次戦、12日にオクラホマシティ・サンダーと対戦。

勢いに乗る八村選手が、王者を相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
“日本の至宝”は今、ロサンゼルスの勝利文化を支える中心に立っている。