UFC無敗で離脱したモカエフが衝撃の二段蹴りから左フックのコンビネーションで一撃KO!「えぐすぎる」と世界が騒然=BRAVE CF100
2025.11.9

【©️BRAVE CF】
バーレーンで8日(日本時間)に開催された総合格闘技イベント『BRAVE CF 100』のフライ級王者決定戦で、UFCを無敗のまま離脱したムハンマド・モカエフ(イギリス)が衝撃の一撃KO勝利を飾り、新王者に輝いた。
対するは7勝1敗のジェラルド・バーンズ(アイルランド)。
1ラウンドはモカエフが立ち上がりから多彩な打撃とテイクダウンで主導権を握る。そして迎えた第2ラウンド開始直後、オーソドックス構えのモカエフが左の前蹴りをボディに放ち、そのまま脚を下ろさずハイキックへ。さらに着地の動作で左フックを振り抜くと、バーンズが仰向けに崩れ落ちた。追撃に出ようとした瞬間、レフェリーが試合をストップ。KOタイムはわずか2ラウンド8秒だった。
モカエフはアマチュア世界選手権・IMMAFで2連覇を果たし、UFCでは7戦全勝。王座挑戦も目前とみられていたが、2024年7月、マネル・ケイプ戦勝利直後に契約を終了し“無敗のままUFC離脱”という異例の展開となった。背景には試合姿勢や契約トラブルなど複数の要因が囁かれているが、詳細は明らかにされていない。
古巣BRAVE CFの記念大会で再起したモカエフは、見事に“フィニッシュ不足”の批判を払拭。
試合後は「自分こそ世界最高のフライ級ファイターだ」と高らかに宣言し、
同大会で新たに戴冠したバンタム級王者との“王者対決”を示唆した。
