RIZIN六本木の街がが熱狂!新時代の主役はシェイドゥラエフ!キルギス発・“超新星王者”が日本格闘技のハートを奪う

【from Shaidulloev Instagram】
「シェイドゥラエフ! シェイドゥラエフ!」
六本木ヒルズアリーナを揺らすような大歓声の主は、
中央アジア・キルギスから現れた若き王者だった。
格闘技イベント『RIZIN』が5日に行った「師走の超強者祭り」
12月31日、さいたまスーパーアリーナの対戦カード発表会見。
現フェザー級王者、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25)が
登場した瞬間、会場の空気は一変した。
観客の目が一斉に彼へと吸い寄せられ、名前を叫ぶ声がこだました。
■ 無名から“RIZINの顔”へ 700万人の母国が生んだファイター
キルギスの人口およそ700万人の小国から飛び出した若きファイターが、わずか1年足らずで日本格闘技の頂点にたどり着いた。
ロシア、韓国、UAEと各国の舞台を渡り歩き、2024年4月にRIZINと契約。
当初は誰もその名を知らなかったが、豪快なKO劇と冷静な試合運びで瞬く間にファンの心を掴んだ。
デビュー戦で激突した武田光司は「とんでもない選手」と舌を巻き、元バンタム級王者フアン・アーチュレッタも「MMAの未来を見た」と称賛。
K-1王者の久保優太も打撃で圧倒した。
わずか数戦で「RIZIN最強」の呼び声をほしいままにしている。
■ 榊原CEOも驚嘆「RIZIN始まって以来の人気」
この日の会見は一般ファンにも無料開放され、ステージに現れた瞬間、地鳴りのような歓声が六本木の夜空に響いた。
榊原信行CEOも感慨深げに語る。
「RIZIN始まって以来じゃないですか。
PRIDE時代のヒョードル、ノゲイラ、ミルコ以来、ここまで外国人選手が日本のファンに愛された例はない。
シェイドゥラエフは、RIZINが本当に待ち望んでいた“世界のスター”です」
過去のイリー・プロハースカやマネル・ケイプをも上回る人気。
RIZINにとって“外国人王者の壁”を打ち破った存在となりつつある。
会見でシェイドゥラエフは「未来選手のファンは多いですが、大みそかで情景は変わります」と静かに、しかし不敵に笑ったのが印象的だった。

