「守り切る展開でなぜ遠藤航選手を使わない?」リバプール、マドリー撃破も“日本代表主将”は再びベンチから動けず【CL】

2025.11.5

【©️Liverpool Football Club 】

現地時間11月4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節。

リバプールはホームでラ・リーガ首位のレアル・マドリーを1-0で下し、グループ突破に大きく前進した。
しかしこの日、勝利の陰で再び一人の男の出番は訪れなかった。

日本代表キャプテン・遠藤航選手である。


 

▪️リバプールは序盤からソボスライやマカリステルらが中盤を支配。

27分にはカウンターからビッグチャンスを迎えるも、GKクルトワの好守に阻まれる。43分にもソボスライのミドル、さらに前半終了間際にはベリンガムの決定機をGKママルダシュビリが止め、前半はスコアレスで折り返した。

後半に入ると、47分のCKからファン・ダイク、エキティケが立て続けにヘッドで狙う。

攻め続けたリバプールは61分、

ソボスライのFKを10番マカリステルが頭で押し込み、ついに均衡を破った。

 

その後、マドリーが反撃に転じ、試合は完全に“耐える時間”へ。

誰もが「ここで遠藤だ」と思ったはずだ。

守備強度と読みの鋭さを誇る日本人ボランチの投入で試合を締めるのが、自然な流れに思えた。
だが、ユルゲン・クロップ監督の選択は違った。

最後まで遠藤選手の名はコールされず、チームは虎の子の1点を守り切ってタイムアップを迎えた。

チームは勝った。

しかし、リードを守る展開でなお遠藤選手を使わなかった指揮官の判断には、ファンの間でも首をかしげる声が大きい。
「守備固めでなぜ彼を使わないのか」

「彼こそ終盤戦の安定をもたらせる存在ではないか」

SNSにはそんなコメントが相次いだ。