【ONE】松田征也選手、強烈ローブロー2発で無念のノーコンテストに!立ち上がれぬ痛撃に会場騒然

2025.11.1

【©️ONE Championship 】

31日、タイ・ルンピニースタジアムで開催された総合格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ:フライデーファイツ131」で、フェザー級マッチに出場した松田征也選手(30=BLUE DOG GYM)は、アレックス・カーン(32=フランス/タイ)と対戦したが、2度のローブローを受けて試合続行不可能となり、

2回途中でノーコンテスト(無効試合)となった。

 

試合序盤は互いに距離を探る展開。

松田は冷静に間合いを詰め、タックルからの展開を狙ったが、カーンの鋭い打撃に阻まれ思うような形をつくれない。それでも松田選手は前進をやめず、

グラウンドに持ち込むチャンスを探っていた。

しかし第2ラウンド中盤、カーンの左キックが下腹部を直撃。

会場がざわめく中、松田はうずくまり、試合はいったん中断された。

痛みに耐えながらも再開を選んだ松田選手は、

直後に渾身の大内刈りで相手をテイクダウンに持ち込み、執念を見せる。

だが、その後の組み際、再び膝蹴りが急所に入り、松田選手はその場に崩れ落ちた。

あまりにも強烈な一撃に、立ち上がることはできず。

 

レフェリーが協議の末、続行不可能と判断した瞬間、場内は静まり返った。

公式結果はノーコンテスト。

激戦を望んだ松田選手にとっては、あまりに無念な結末となった。

これで松田選手のONE戦績は3勝1敗1ノーコンテスト。

試合後、関係者によると「衝撃は深く、立ち上がるのも困難なほどだった」という。それでも松田は、控室で「これが現実。でも、また立てるように準備する」と短く語った。