那須川天心選手&坪井智也選手、全勝男アコスタを迎え世界戦モード突入

【©️帝拳プロモーション】
11月24日に開催される「Prime Video Boxing 14」に向け、
帝拳ジム所属の那須川天心選手(27)と坪井智也選手(29)が
新スパーリング・パートナーを迎えた。
帝拳ジムが27日に正式発表した。
新たに合流したのは、WBA世界スーパーフライ級8位の
オラユウォン・アコスタ(25=プエルトリコ)。
15戦15勝(10KO)と無敗を誇る新鋭で、今年5月にはリオ五輪銅メダリストのホアニス・アルヒラゴス(キューバ)に判定勝ちした実力者だ。
那須川選手は、WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦で同級2位の井上拓真(29=大橋)と激突する。これまでWBO世界王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)らとのスパーリングで実戦感覚を磨いてきたが、今回のアコスタ加入でトレーニングの幅はさらに広がった。
那須川選手はジムを通じ、「どんなタイプの相手にも対応できる準備ができています。拓真選手がファイターで来ても、アウトボクシングで来ても、どんな局面にも対応できるように練習を重ねています」と自信をのぞかせた。
一方、スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦で元世界王者カルロス・クアドラス(メキシコ)と対戦する坪井も、アコスタとの実戦練習で手応えを感じている様子。「やりづらいタイプですが、同じ階級の選手とのスパーリングで良い感覚をつかめました。場面に応じて強打を織り交ぜることもでき、収穫のある内容でした」と語った。
無敗の刺客アコスタを加え、帝拳コンビの仕上がりは上々。
井上拓真選手の陣営も同じように充実したボクシング合宿の練習を敢行した点を
SNSに投稿して話題となったが、
両陣営ともに試合前から、リア充練習環境の猛アピール合戦となっており、
約1か月後に迫る世界の檜舞台へ話題が尽きない。
