ディオール、俳優アンナ・サワイをウィメンズコレクションのアンバサダーに起用

フランスのラグジュアリーブランド「ディオール（DIOR）」は、

マリア・グラツィア・キウリ（Maria Grazia Chiuri）が手がける

ウィメンズコレクションの新たなアンバサダーとして、

女優のアンナ・サワイ（Anna Sawai）を迎えることを発表した。

▪️アンナ・サワイとは？国際的な活躍を続ける実力派俳優

アンナ・サワイは1992年6月11日生まれ、ニュージーランド出身の日系俳優。幼少期から演技やダンスに興味を持ち、2009年には映画『NINJA（ニンジャ・アサシン）』でスクリーンデビューを果たした。その後、アメリカの人気アクション映画シリーズ『ワイルド・スピード／ジェットブレイク（原題：F9）』（2021年）にも出演し、国際的な知名度を高めている。

特に注目を集めたのが、真田広之が主演およびプロデューサーを務めたドラマ『SHOGUN 将軍』（2024年）。本作でサワイは重要なキャラクターである戸田鞠子役を演じ、その卓越した演技力が高く評価された。彼女はこの役で第76回エミー賞の主演女優賞を獲得し、アジア人として初の快挙を達成した。

 

▪️ディオールとのコラボレーションに期待が高まる

ディオールはこれまでも、強い意志を持ち自立した女性たちをブランドの象徴として起用してきた。今回、アンナ・サワイがアンバサダーに選ばれたことも、その流れを汲んでいると考えられる。彼女の持つ洗練された美しさと国際的な活躍は、ディオールのエレガンスと現代的な女性像を体現しているといえる。