NBAファイナル ウェンバンヤマ選手が圧巻32得点 スパーズが敵地で反撃の1勝 ニックスの連勝は「13」でストップ
【©️San Antonio Spurs 】
NBAファイナル第3戦が現地6月8日(日本時間9日)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、サンアントニオ・スパーズがニューヨーク・ニックスを115―111で下し、シリーズ初勝利を飾った。
崖っぷちで迎えた敵地決戦。
スパーズはヴィクター・ウェンバンヤマ選手が32得点、8リバウンド、6アシスト、3ブロックと攻守にわたり支配的なパフォーマンスを披露。
若きエースを中心に計6人が2桁得点を記録し、シリーズを1勝2敗とした。
立ち上がりからスパーズは積極的なオフェンスを展開。ウェンバンヤマ選手がインサイドで存在感を示すと、デビン・ヴァッセル選手、ジュリアン・シャンパニー選手も外角シュートで援護し、第1クォーターを33―22とリードして終える。
第2クォーターにはニックスが反撃。OG・アヌノビー選手、ジェイレン・ブランソン選手を中心に3ポイント攻勢を仕掛け、一時は逆転に成功した。ホームの大歓声を背に攻勢を強めたニックスは、前半だけで42得点を奪い、64―57で試合を折り返した。
それでもスパーズは後半に粘りを見せる。第3クォーターではディフェンスの強度を一気に引き上げ、ターンオーバーを誘発。ヴァッセル選手の3ポイントで再逆転すると、ベンチスタートのディラン・ハーパー選手やケルドン・ジョンソン選手も躍動し、接戦へと持ち込んだ。
勝負の第4クォーターでは、ウェンバンヤマ選手とステフォン・キャッスル選手による豪快なアリウープが飛び出し、スパーズが主導権を掌握。
さらに残り12秒、ディアロン・フォックス選手が決定的なステップバックジャンパーを沈め、敵地を静まり返らせた。
最後はキャッスル選手がフリースローを冷静に沈め、スパーズが115―111で逃げ切り。
ニックスは終盤に失速し、プレーオフ1回戦から続いていた連勝が「13」で止まった。
スパーズはウェンバンヤマ選手の32得点を筆頭に、キャッスル選手が23得点、フォックス選手が12得点8アシスト、ハーパー選手が14得点9リバウンドを記録。
総力戦で大きな1勝をつかみ取った。
一方のニックスはブランソン選手が32得点、アヌノビー選手が28得点と奮闘したものの、第4クォーターはフィールドゴール成功率25.9%とオフェンスが停滞。
カール=アンソニー・タウンズ選手、ミケル・ブリッジズ選手にも
本来の爆発力は見られなかった。
第4戦は現地10日(日本時間11日)、再びニューヨークで開催される。
53年ぶりの頂点へ王手をかけたいニックスか、
それとも勢いを取り戻したスパーズがシリーズをタイに戻すのか。
ファイナルの流れを左右する大一番となる。

