優勝候補の北朝鮮が準々決勝で敗退 開催国オーストラリアが逃げ切り4強入り、流血アクシデントも
2026.3.14
サッカー女子のAFC女子アジアカップ準々決勝が3月13日、オーストラリア・パースで行われ、北朝鮮女子代表は開催国のオーストラリア女子代表に1―2で敗れ、ベスト8で大会を去ることになった。優勝候補の一角とみられていた北朝鮮にとっては、衝撃的な敗退となった。
試合は序盤からオーストラリアが主導権を握った。前半9分、DFのアラナ・ケネディがペナルティーエリア外から左足のミドルシュートを突き刺し、開催国が先制する。
さらに後半開始直後の2分には、北朝鮮のビルドアップを狙っていたエースFWのサム・カーが自陣でボールを奪取。そのまま力強く持ち込み、左足でゴールネットを揺らして追加点を奪った。
2点を追う北朝鮮も反撃する。
後半20分、チェ・ウニョンがゴールを決めて1点差に詰め寄り、試合は終盤に向けて緊迫した展開となった。
しかし同39分にはアクシデントも起きた。
北朝鮮のスローインから空中戦となった場面で、MFのミョン・ユジュンがジャンプしてヘディングした際、肘がクレア・ウィーラーの顔面に接触。ウィーラーは右目付近を大きく切り、ピッチ上で流血する事態となった。主審はミョン・ユジュンに警告を提示したが、本人は両手を広げて不満を示す場面も見られた。
その後も北朝鮮は同点を目指して攻勢を強めたが、オーストラリアが最後までリードを守り切り、ベスト4進出を決めた。
なお今大会は上位4チームに加え、準々決勝敗退チーム同士によるプレーオフを勝ち抜いた2チームの計6チームが、
来年の2027 FIFA女子ワールドカップ(ブラジル大会)の出場権を獲得する。
北朝鮮は14日に行われる中国女子代表対チャイニーズタイペイ女子代表の敗者と対戦するプレーオフに回り、W杯出場を懸けた戦いに臨むことになる。

