八村塁選手と河村勇輝選手 NBAで初の“日本人対決” レイカーズ本拠地で実現した歴史的マッチアップ
【©️Chicago Bulls 】
米プロバスケットボールリーグの NBA で、日本人選手同士による新たな歴史的対戦が実現した。
ロサンゼルス・レイカーズ に所属する 八村塁選手 と、シカゴ・ブルズ と2WAY契約を結ぶ 河村勇輝 選手が、同じコートに立って直接対峙したのである。
舞台は2026年3月12日(日本時間13日)、ロサンゼルスの本拠地
クリプト・ドットコム・アリーナ。
日本バスケットボール界にとって象徴的な一戦となった。
▪️日本バスケ史に刻まれる「NBA日本人対決」
試合で最初に日本人対決が実現したのは第2クォーター開始直後だった。河村がコートに立ったことで、八村との同時出場が実現。日本人選手同士がNBAの舞台で直接対峙する瞬間が訪れた。
河村は残り11分20秒、
レブロン・ジェームズ の前から思い切りよく3ポイントシュートを沈め、これがNBAでの得点となる。さらに速攻の場面では、バックボードを利用した絶妙なパスで
マタス・ブゼリス のアリウープダンクを演出。観客席から大きなどよめきが起きた。
一方の八村もすぐに存在感を示す。左ウイングから3ポイントシュートを成功させると、フリースローライン付近からのジャンプシュートも沈める。さらに前半終了間際には豪快なダンクを叩き込み、会場を沸かせた。
前半終了時点で
八村:12得点1リバウンド
河村:3得点
第3クォーターには、ついに両者が直接マッチアップする場面も生まれた。
▪️八村選手は主力として 河村選手は挑戦者として
八村はレイカーズの主力ローテーションとしてシーズンを戦っている。直近の試合では
ルカ・ドンチッチ とのアリウープダンクなどで観客を沸かせ、チームの連勝にも貢献してきた。
一方の河村は、まさに“挑戦者”の立場にある。
サマーリーグで評価を高めブルズと2WAY契約を勝ち取ったものの、「右下腿の血栓」によって一度契約解除を経験。
その後、今年1月に再び契約を結び、NBA復帰を果たした。
敵地遠征が続くブルズでは主力の負傷もあり、河村選手にも出場機会が回ってきている。鋭い速攻パスやゲームメークで存在感を示し、徐々にNBAの舞台に適応しつつある。
NBAにおける日本人対決は、2023年11月に八村選手と
渡辺雄太選手 が対戦して以来の出来事だった。
しかし今回の一戦は、その意味合いが少し異なる。
八村選手がすでにリーグで確固たる地位を築く一方、
河村選手はNBA定着を目指す新世代の選手。
つまりこの対決は、日本バスケットボール界の
「世代の広がり」を象徴するものでもある。


